ご来店くださるお客様の中には、「前回購入したソファでは失敗したから、次こそは”失敗しないソファ選び”をしたい!」と仰られている方も多いです。
今日はこれまでに聞いたソファでの失敗談の一例をご紹介します。
これを参考にすれば”失敗しないソファ選び”のヒントが分かるかもしれませんね。
ソファでの失敗
①座り心地が悪い
ソファの本質「座り心地」。
実はこれに失敗したという方はとても多いです。
ネットで購入したというのであれば仕方ないかもしれませんが、実際にショップで座り心地を試したのに「座り心地が悪い」となってしまう。
その理由はいくつかあると思いますが、購入時に気を付けられそうなのは、“座り心地を試した気になっていた”だけで購入してしまったという可能性。
ソファの座り心地を試す時には、“必ず上着を脱いで靴も脱ぎ、家でくつろぐことをイメージ”して座ってください。
行儀よく真っ直ぐ前を向いて座るだけでは実際に家でくつろぐ感覚は分かりません。
そしてなるべく長く、“最低でも20~30分”は座ってみてください。
②あっという間にヘタッた
ソファのクッションは消耗品です。
さらに、お家でどのような使い方をされるかまでは把握出来ないため、ショップとしても消耗品に保証は付けられません。
ベッドと違い、お尻と背中の小さな面積に全体重が掛かるので思った以上にヘタリやすいです。
ところが、その辺りはあまり気にせずに購入されている方が多いようです。
※一般的な国産ソファの耐久性は約5~10年。
耐久性についてはショップに聞くのと、その耐久年数の理由についても確認してください。
中のクッション材に何をどのように使用しているのか、これまでの販売実績で「~年以内にヘタったという声はありません。」という事が聞ければ最も分かりやすいですね。
③張り替えやカバー代が高い
ソファの表面部分が”張り込み仕様”なのか”カバーリング仕様”なのかは大きな違いです。
使用していく内に付く汚れや傷みなど、クッション素材だけでなく表面の生地やレザーも消耗品です。
張り替えの場合によく聞くのは「新品を買うのとほとんど変わらない」という声です。
手直しをしながら愛着を持って使用していく場合はソファご購入時に張り替え費用についても確認してください。
ほとんどの場合一度工場へ送ってから作業する為、数日間ソファのない生活になります。
カバーリングの場合も費用は確認してください。
家で着脱出来るので手間やコストは減らすことが出来ますが、クッションの多いソファだとカバー価格がソファ購入価格の1/2程度になっている場合が多いです。
その他にも、ソファの本体フレームが折れた、クッションをバネが突き破ってきた等、失敗談はたくさんあります。
ソファは「座り心地」が最も大切、ただし消耗品ではあるので「耐久性」についても確認が必要です。
さらに消耗品の耐久年数が過ぎた時にはどのように「アフターサービス」を受けることが出来るのか。
「座り心地」と「耐久性」、「アフターサービス」の3点をしっかりと確認して失敗しないソファ選びをしてくださいね。