「ソファを長く使っていくコツ」についてお話します。
家具の中で「ソファが最も劣化の早い家具」です。
ソファは座るだけでなく、家族全員でくつろぐ家具で、
毎日、毎日、ソファにかかる負荷は相当なものです。
なのに、「ソファは日々のメンテナンスが必要」ということは、あまり知られていないようです。
「ソファがへたってしまった・・・」という前に、
そもそも「ソファのメンテナンスをしていたでしょうか??
テーブルも食事の後はきれいに拭きます。
フローリングは毎日掃除機をかけるでしょう。
ベッドのシーツも毎日きれいに整えるし、定期的に洗濯します。
キャビネットやボードの上の埃も、日常きれいに拭き取りますよね。
ソファはどうでしょうか??
ソファのクッションが乱れているのに、そのままにしてませんか??
ソファのクッションの間に、埃やゴミを溜めてませんか??
例えリーズナブルなソファでも、使い方によっては長く持ちます。
逆に高品質なソファでも、全くメンテナンスをしなければ、早期に型崩れや劣化は起こります。
ソファは日々の簡単なメンテナンスを行うだけで、耐久性は変わるのです。
ソファを長く使っていくコツ
【日々のメンテナンスが必須です】
高品質なソファだから、メンテナンスが不要ということはありません。
どんなソファでも、負担がかかった分、使った分、当然ながらメンテナンスが必要です。
メンテナンスといっても、「日々の簡単なメンテナンス」が重要で、
それほど大変なものではありません。
ベッドのシーツを直したり、掃除機をかけたり、日常の家事レベルです。
では、「日々の簡単なメンテナンス」とはどういったものでしょうか?
1.クッションメンテナンス
「ソファ=クッション」と言って良いほど、ソファにはクッションがあります。
背もたれのクッション、座面のクッション、肘置きになるクッション、オプション的なクッション。
クッションなので、当然負担がかかると型崩れが起こります。
この型崩れを放っておくと、変形してしまい、元の形に戻りづらくなります。
毎日座った後に、或いは、2、3日に1度程度でも良いので、
クッションを元の形に戻すだけで、クッションの耐久性は変わります。
2.表面材のメンテナンス
例えば、カバーリング仕様のソファなら、座るとカバーのズレが起こります。
毎日でなくても、週に1度ぐらいの頻度で、カバーを元に位置に戻すメンテナンスを行うことをオススメします。
また、カバーの付着した埃を払ったり、本革なら強く絞ったタオルで拭いたり、
表面材を常にきれいにしておくと、耐久性は良くなります。
日々のメンテナンスはこの2点だけ
日々のメンテナンスは上記の2点だけを行うだけでも効果的です。
決して難しいことではありません。
ソファを長く使っていくためには必須ですので、是非行ってみて下さい。
ソファは高額・高耐久商品です。
よって、メンテナンスが大切です。
リーズナブルなソファと言っても、5~10万円ぐらいしますし、
国産ソファなら、20万以上のソファも多いでしょう。
高価格帯の高品質ソファなら、50万円以上のソファもあり、
一般的な家具や、家電商品などと比較しても、「ソファは高額商品」です。
また、一度購入するとなかなか買い替えない「高耐久商品」でもあります。
「ソファは高額・高耐久商品」であるからこそ、
「ソファが早期にヘタると困る」わけです。
ただ、「ソファを早期にヘタらせない」「ソファを長く伝えるコツ」というのはあります。
それが、「日々の簡単なメンテナンス」なのです。
是非、ソファをお使いの方は、実践してみて下さい。