「座り心地の良いソファ」で思い浮かべるのは、何と言っても、「ハイバックソファ」でしょう。
肩から頭までしっかりと支えてくれるので、長時間座っていても疲れません。
ただ、「ハイバックソファ」は非常に大きく、圧迫感もあるので、
理想の「ハイバックソファ」を見つけるのは、なかなか難しいもの。
そこで今回は、「ハイバックソファ」の正しい選び方についてお伝えしたいと思います。
【ハイバックソファ】の正しい選び方
1.実際に座って頭の位置を確認しょう
ハイバックソファを選ぶ時、ヘッドクッション部が、座った時にちょうど頭の位置にあることが大切です。
これはネットでサイズだけで確認するのは困難なので、実際にショップに行って体感することをオススメします。
実際に座ってみると、微妙に頭に当たらなかったり、ヘッドクッションの位置が深すぎたり、
或いは、ヘッドクッションが前に垂れていて、圧迫感を感じたりすることがあります。
2.きちんと座れる奥行きのソファを選ぼう
ハイバックソファは、奥行きが深すぎても、浅すぎても心地良くありません。
やはり、座った時の奥行きがちょうど良く、足もしっかりと床について、背・肩・頭をきちんとサポートしていることが大切です。
ショップで確認する時は、自宅でソファに座るイメージで、靴を脱いで座り心地を確認して下さい。
また、30分ぐらいは座って、サイズが自分に合っているかも確認してみて下さい。
3.ヘッドクッションは固定式を選ぼう
ヘッドクッションが「置きクッションタイプ」だと、座った時に前方に垂れてくることがあります。
ヘッドクッションが前方に垂れると圧迫感が強くなり、逆に首がしんどくなります。
ヘッドクッションはボディに縫い付けてあるなど、「固定式」のタイプを選びましょう。
4.圧迫感の少ないデザインを選ぼう
「ハイバックソファ」は高さが約1mほどあるので、お部屋に置いた時の圧迫感が心配です。
よって、できるだけ「圧迫感のないデザイン」を選ぶようにしましょう。
アームやボディがスッキリとしたデザイン、足付きのデザインなど、軽快な印象を持つ「ハイバックソファ」を選ぶことをオススメします。
5.搬入が可能かどうかを確認しよう
「ハイバックソファ」は背が高いので、搬入するのが難しい場合が多いのです。
特に戸建ての2階や、マンションのクランクがあるお宅だと注意が必要です。
ソファ自体が分解できるか?足が外れるか?ヘッドクッションが外れるか?など、
ソファをできるだけコンパクトにして搬入ができるかを事前に確認しましょう。
こんな【ハイバックソファ】は注意が必要です!
1.本革や合皮の張り込みタイプ
「ハイバックソファ」で非常に多いのが、本革や合皮の張り込みタイプです。
海外製やリーズナブルなものも多く、大型家具店には良く展示されています。
張り込みタイプは、本革や合皮が劣化した時、張り替えるしか方法がありません。
張り替えの場合は、購入金額より高くなることもあるので頭に入れておいて下さい。
2.電動リクライニングタイプ
「1」と同様に多いのが、背やヘッド部、或いはフットレストが電動でリクライニングするタイプです。
こういったソファは「電化製品」に近いので、保証や耐久性なども確認することが大切です。
3.極端に柔らかいクッション
「ハイバックソファ」はずっと長く同じ姿勢で座ることをイメージされていると思います。
極端に柔らかいクッションだと、姿勢が崩れたまま座り続けることになり、かえって疲れる可能性があります。
「ハイバックソファ」を選ぶ際は、極端柔らかいソファを避けた方が良いです。
以上、【ハイバックソファ】をご検討の方は、是非参考にしてみて下さい。