買い慣れていないソファの購入で失敗したくない!
家具を買い慣れている方は少ないと思いますし、ソファに至ってはこれまで使ったことがないという人も多いですよね。
・お引越しで新居用に―。
・リフォームで部屋が広くなるので―。
・家族構成が変わったので―。
・部屋をおしゃれに変えたい―。
何か住居に関するきっかけがないと「家具」に意識は向かないものです。
そのため、いざ必要になった時にどういった基準で選べばいいか分からない状態に。
価格帯も様々なので、高い物が良いというのは分かるけれど予算には限りがあるし―。
だけど長く使える物が良い。
慣れていないため購入の基準が分からず、失敗してしまうリスクが高いので購入に二の足を踏んでしまう方がとても多いです。
■ソファでの「失敗」とは?
・サイズが部屋に合っていない。
・すぐにヘタってしまった。
・座り心地が悪い。
サイズについては図面をご持参頂ければショップでアドバイスを受けることが出来ます。
また、併せて搬入経路の確認も可能ですので【図面持参】はソファ(家具)選びの基本だと言えます。
■「ヘタリ」について
「以前購入したソファが数年でヘタってしまって、次はヘタらないソファが欲しい。」と仰られる方がおられます。
ソファのクッションは消耗品ですので、ヘタらないソファはありません。
但し、ヘタリにくいソファはあります。
クッションの中材に何を使用しているのか?これまで販売してきて実績はどうなのか?
また、ヘタった後のアフターメンテナンスについても確認しておくことをオススメします。
ヘタったら買い替えなのか?クッション材だけの買い替えが出来るのか?
購入時に耐久性を知ることは難しいですが、将来的にどうなっていくのかをきちんと確認することが必要です。
■「座り心地」について
座った瞬間に気持ち良いと感じられるかどうかも大事ですが、長く座っていても快適かがポイントになります。
ショップではなるべく長い時間(20~30分)ソファに座ってください。
可能であればジャケットや靴を脱いで自宅にいる時と近い服装と姿勢で座るほうがいいです。
ジャケットを着たまま、ソファに真っ直ぐかしこまって座る姿勢だと、実際に家で使用する時と違い過ぎて参考になりにくいです。
脚を組んだり脚をソファの上に上げたり斜めに座ってみたり寝そべったり・・・。
リラックス出来る姿勢は人それぞれですので、自分に合った座り方でお試しください。
座り心地を試す準備が出来たらまず確認してほしいのが座面のクッション性です。
長く座るためには底突き感の少ない座クッションのソファを選ぶことが大切です。
底突き感があると長時間座ることでお尻が痛くなってきてしまい、座っているのが辛くなってきます。
お尻が楽であれば腰への負担も少なく済み、長く座ることの出来る座り心地のベースが出来上がります。
底突き感が少なければ硬いソファでも柔らかいソファでも好みでお選びいただければいいのですが、柔らかすぎるソファは支える力が弱いため安定感が無く、腰への負担も大きくなるので気を付けてください。
さらに心地良さを追求するなら背のクッションです。
身体を包み込みながら優しく支えられているような感触が人気です。
キチンとした姿勢で座りたい場合は背クッションは硬めで座面奥行きの浅いソファがオススメです。
気持ち良さのポイントは背クッションにありますので、座り心地を座クッションだけでは判断しないようにしてください。
■まとめ
失敗しないソファ選びをするには・・・。
①図面を用意する。(寸法の記載されたもの。搬入経路間の扉や廊下、天井の高さが分かっているとよりスムーズです。)
②耐久性やアフターメンテナンスについてきちんと確認をする。
③自宅にいる時に近い服装と姿勢で、なるべく長い時間座り心地を確かめる。
気に入ったソファがお家にあると家に帰るのが楽しみになります。
初めての方もお買い替えの方も、こだわりのソファ選びを楽しんでくださいね。