ソファをデザインやサイズだけで選んでいませんか？
「いやいや、座り心地もちゃんと見ているよ！」と思われた方。
本当に「座り心地」を確認出来ているでしょうか。
ソファを試す① 上着を着たまま座っていませんか？
ソファの背クッションは座り心地の中でも「気持ち良さ」を左右する重要なポイントです。
クッションにはフェザー（羽根）や綿、ウレタン等を使ってそれぞれ違ったクッション性を生み出しています。
上着を着たままではその感触は分かりづらいですし、家でくつろぐ時には上着は脱いで座られますよね。
なるべく家でくつろぐ時と同じ服装で、じっくりと「気持ち良さ」を感じてみて下さい。
ソファを試す② 靴を履いたまま座っていませんか？
座面の高さはSHという表記で表されており、だいたい40cm前後のものが多いです。
ですが、このSHというものは誰も座っていない時の高さなので、クッションの硬さによっては同じSHでも座った時のお尻の高さは違ってきます。
くつろぐ上でこの座面の高さというものも非常に重要なポイントになります。
なるべく実際にくつろぐ時に近い形で試す為に、靴は必ず脱いで座るようにしてください。
靴を履いたままでは、脱いだ時とで2cm以上の差が出てしまいます。
身長や体格、リラックス時の姿勢も人それぞれですので、座る方によって好みのSHは違ってきます。
さらに、靴を脱ぐと開放感があり、よりリラックスした気持ちでソファを選ぶことが出来るのも大きなメリットです。
ソファを試す③ 長時間座っていますか？
ソファの座り心地を試す際に、上記の①と②を踏まえた上でなるべく長くくつろぐようにしてください。
実際にソファを買って4～5分しか座らないという方はいらっしゃらないと思います。
ソファは座った瞬間が良くても、長時間座っていて疲れてしまうものもたくさんあります。
出来れば気に入ったソファには最低でも20～30分は座る様にしてください。
ソファを試す④ リラックスした姿勢で試せてますか？
ソファの座り心地を試す時に、姿勢よく真っ直ぐに座っていませんか？
これは家具店で靴を履いたままソファを試すことも原因のひとつです。
靴を履いたままだとどうしても脚をソファに上げたりする姿勢が取りづらく、さらに靴を履いている事で微妙な緊張感もあってリラックスが出来ないからです。
ソファの座り心地を試す時には出来るだけ家にいることをイメージして、自分のリラックススタイルを考えてみて下さい。
脚を組んでくつろぐのか、斜めに座って背クッションと肘クッションに挟まれた状態でくつろぐのか、脚をソファの上に上げてくつろぐのか、横になって寝そべってくつろぐのか・・・。
リラックススタイルは人それぞれです。
まとめ
ソファの座り心地をきちんと確認するには上記の①～④を是非実践してみてください。
良いなと思っていたソファが実は自分には合っていない、ということもあるかもしれませんよ。
