ソファ選びでは失敗しないための重要なポイントがいくつかあります。
①ソファの座り心地
②ソファのサイズ
③耐久性・アフターサービス
この3点を抑えておけば、大きな失敗をすることは避けられます。
①ソファの座り心地
ソファ選びで最も重要なのがソファの座り心地です。
デザインを優先するのも良いですが、ある程度の高額なソファとなってくると使い心地の良さが大切になってきます。
ソファの座り心地を試す時のポイントは以下の項目です。
▼家にいる時と近い服装で試す
ショップでソファを試す時は靴も履いていますし、コートやジャケットも着たままという方は多いです。
実際に家のソファでくつろぐ時には皆さん思い思いの姿勢でルーズにくつろがれます。
リラックスした姿勢で胡坐をかいたり寝そべったり、そういった『くつろぎ心地』を試すために、【鞄を置く】【靴を脱ぐ】【コートやジャケットを脱ぐ】をしてから実際に使用する時をイメージして自由な姿勢でくつろいでみてください。
▼最低でも20分以上
ソファを試す時には数秒座るだけではなく、最低でも20分以上は心地良さを試してください。
長く座ってみるとクッションの良し悪しが分かってきます。
徐々に底突き感を感じて痛くなってしまうソファはクッションの厚みが足りなかったり素材に上質なウレタンを使用していない、もしくはベース部分が床板になっている場合などが考えられます。
ご自身の好きな体勢で長時間快適にくつろげるかを確認するために【20分以上試す】のは非常に効果的です。
②ソファのサイズ
お部屋に対して最適なサイズを選ぶには、家の寸法の分かる間取り図があると便利です。
ソファを置いてどれぐらいの通路スペースが確保できるか、テレビとの距離はどれぐらいあるか、生活動線をしっかり確保した上で最大サイズのソファをお薦めします。
▼見落としがちな搬入可能なサイズ
リビングへの搬入経路の確認にも間取り図は必要です。
さらに、搬入経路の確認の際には平面図上では分からないエレベーターサイズや扉、廊下の高さも確認しておきましょう。
搬入経路を確認した結果、部屋まで運びこめるソファの最大サイズが決まる場合もあるのです。
まずは図面を持ってプロに相談してみてください。
③耐久性・アフターサービス
クッションや本体部分の耐久性、さらにご購入後のアフターサービスについても確認しておく必要があります。
ソファのクッションや張地(ファブリック・本革・合成皮革)は全て消耗品です。
ヘタらないクッションや劣化しない張地はないのですが、耐久性や劣化後のリフォームの可否はソファメーカー・ブランドによって大きく異なります。
国産ソファのクッションの寿命は平均6~7年と言われているので、それと比較してどうかがひとつのポイントになります。
また、将来的なクッションのリフォームが可能か?張地の張り替え、もしくはカバーの着せ替えについて、なども確認してください。
長く使いたいソファなのであれば、張地は着せ替え可能な【カバーリング仕様】で作られたソファをお薦めします。
張り込み仕様のソファだと、張地が劣化した際の張り替え費用がかなり高額になります。
是非ソファ選びの参考にしてみてください。
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匠ソファ全般