ソファのデザインを具現化する場合、
例えば、「リーズナブルなソファ」に造ることも、「高品質なソファ」に造ることも可能です。
もちろんデザインによって、必ず「高品質・高価格帯になるソファ」もありますが、
「仕様・品質」をどうするかで、出来上がるソファは変わります。
匠ソファの商品開発の考え方【商品開発編】
「品質・耐久性」へのこだわり
匠ソファでは、ソファ造りの最低条件として「長期に心地良く使用できる耐久性」を考えています。
よって、耐久性のある素材を使い、技術の高いソファ工房とのみ提携しております。
特に、提携するソファ工房選びは非常に重要です。
「高品質なソファ造り」にこだわっている工房は国内では少なく、
工房選びも、小売店としてあらゆるメーカーと取引してきた実績が活かされているのです。
現在メインで提携しているソファ工房は、座り心地の要でもある「ウレタン」の加工工房でもあるため、
あらゆる品質のウレタンを自由自在に使い、また加工することが出来ます。
ソファを造る際、わざわざ「ウレタン」を仕入れるのではなく、自社のウレタンを自在に加工することが出来るのです。
これはソファ造りにおいては、最大のメリットになります。
「座り心地」へのこだわり
商品開発では、何度もデザイナーとソファコンシェルジュが工房に足を運び、三位一体となってソファ造りを行います。
その際大事なことは、「ソファ造りの価値観が共有出来ていること」です。
デザイナーはデザインの細かな仕上がりをチェックし、ソファコンシェルジュは特に「座り心地」をチェックします。
「柔らかい」か「硬い」というのではなく、「心地良いかどうか」が重要です。
さらに、座った時のサイズ感や、腰や背中や肩へのフォロー具合い、沈み込みの具合い、
そして、長時間座って疲れないか、など。
これまでの販売実績を元に、「お客様に喜んで頂ける座り心地」かを徹底的に確認、そして修正を繰り返します。
「搬入」をイメージしたソファ造り
幅180cmほどの小さなソファならば、「ソファが家に入るかどうか?」をそれほど考える必要はないでしょう。
匠ソファは「ラグジュアリーなソファ」であるため、比較的ソファのサイズが大きく、
また、実店舗のある東京・京都はマンションユーザーの方が多いため、
常に「搬入」をイメージしたソファ造りが必要になります。
サイズが大きなソファだと、分解して搬入出来る仕様にしたり、
ソファの商品開発の前に、「搬入」をイメージした設計を行います。
そのため、「ソファを購入して家に入らなかった・・・」というケースは全くと言って良いほどございません。
商品開発時点で「搬入」をイメージし開発を行い、
また、販売の時点で必ず「搬入経路」の確認まで行うので、ソファ購入でありがちな致命的なミスを未然に防げているのです。