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ソファのオットマン活用完全ガイド!
快適でおしゃれなリビングを作る方法

ソファとセットで使われることの多い「オットマン」。
背も肘もない座面だけのシンプルな家具ですが、実はさまざまな使い方ができる万能なアイテムです。
オットマンをうまく活用すれば、リビングの快適度がぐっと向上し、さらにお洒落な空間作りを演出することも出来ます。
今回は、オットマンの基本情報から実際の活用方法、選び方、レイアウトのコツまで詳しく解説します。
これを読めば、あなたのリビングに最適なオットマンの使い方がきっと見つかるはずです。
是非、最後までご覧ください。
1. オットマンとは?基本情報とメリット

オットマンとは、ソファの前に置いて足を乗せるための家具のことを指します。
一般的にはソファに座った際の脚置きとしての役割で選ばれる商品です。
しかし、現在では足置き以外にもさまざまな用途で活用され、リビングの便利アイテムとして人気を集めています。
オットマンのメリット
✅ リラックス度UP!
ソファに座りながら足を伸ばすことで、より快適にくつろぐことができます。
映画鑑賞や読書タイムなど長時間ソファでくつろぐ際には、足を伸ばせると疲れにくく、よりリラックスした姿勢を保つことが出来ます。
反対に長時間脚を下にしたままだと足がむくみやすくなりますので、快適に足を乗せられるオットマンがあることでより快適さを感じられるかと思います。
✅ コンパクトで使いやすい
スツールやチェアに比べて小さいものが多く、移動が簡単です。
友人が遊びに来たときにサッと移動させて一人掛けの座席として使用したり、掃除の際にも簡単に移動させることが出来ます。
✅ 多用途に活用できる
オットマンは、脚置き以外にもトレイを乗せてテーブルにしたり、簡易チェアやインテリアのアクセントなど、さまざまな使い方が可能です。
✅ インテリアのアクセントになる
デザインやカラー、素材にこだわれば、オットマン自体が部屋の雰囲気を変えるアイテムになります。
上級者はオットマンを上手く活用されています。
✅ リビングの機能性を高める
家族や来客が集まるリビングでは、オットマンがあることで座席を増やしたり、オットマンを移動させてくつろぎやすいスペースを作ることが出来ます。
2. オットマンの使い方7選
① 足置きとして使う(基本の使い方)

オットマンの最も一般的な使い方は、ソファの前に置いて足を乗せる使い方です。
脚を伸ばすことで血流が良くなり、リラックス効果がアップします。
また、オットマンを使って足を上げるだけで脚のむくみが軽減されるなど、長時間ソファで過ごす方には必須のアイテムとも言えます。
② 追加の座席として使う
オットマンは簡易チェアとしても活躍します。
大人数の集まるシーンなどでは、サッと移動させて好きな場所に座席を増やすことが出来ます。

③ リビングテーブルとして使う
オットマンの座面がフラットなものであれば、上にトレーを置くだけで簡易的なリビングテーブルとしても活用できます。
オットマンとテーブルが兼用となりますので、省スペースで済むためスッキリとした空間を保てます。
④ ソファの拡張アイテムとして使う
オットマンを組み合わせることで、ソファを拡張することが出来るのも魅力です。


また、ワンアームソファとワンアームカウチを組み合わせたカウチソファセットでは、間にオットマンを挟むことで部分的に背もたれの無い抜け感のあるL字ソファにすることも出来ます。
くつろぐスペースが増え、リビングがより快適になります。


⑤ ベンチ風に並べて使う
オットマンを複数並べれば、ベンチソファとしても活用できます。

オットマンの座面はソファと同じ構造で作られているためクッション性が高く、木製のベンチや座面の薄いベンチよりも心地良く腰掛けられます。
⑥ インテリアのアクセントとして活用
カラーや素材にこだわることで、オットマンが部屋の雰囲気を一変させるアクセントになります。
モノトーンの部屋にビビッドなカラーのオットマンを置くだけでも、お洒落なポイントになります。
また、ソファはファブリックでオットマンは本革にするなど、異素材を組み合わせるのもおすすめです。

顔料塗装の本革であれば、足を乗せて汚れやすいオットマンも簡単に水拭きすることが出来ます。
⑦ ペット用のくつろぎスペースとして使う
オットマンはペットのリラックススペースとしても活用可能です。
ペットの場合は背もたれも必要ないですし、四方向のどこからでも乗り降りが出来るので気ままにくつろぐことが出来るオットマンは居心地が良さそうです。

柔らかい素材のオットマンを選び、さらにが汚してしまっても気にならないように水洗い出来るブランケットなどを敷くことで、飼い主とペットのどちらにとってもより快適な居場所を作ってあげられます。
3. オットマンの選び方
オットマンを選ぶ際には、以下のポイントを考慮すると失敗がありません。
- サイズ:使い方やお部屋のスペースに対してバランスの良い大きさを選ぶ
- 素材:ファブリック、レザーなど、インテリアとのバランスを考える
- 形状:正方形、長方形、円形など、用途に適した形を選ぶ
使うかどうか分からないから、とオットマン購入を見送るのもひとつの手ですが、オットマンを買わなかったことを後悔している方も沢山いらっしゃいます。
オットマンを買わなくて失敗したというケースでは、ソファに誰かが横になって寝てしまうので、結局その一人にソファを占領されてしまったという場合が挙げられます。
大勢で座れるように三人掛けのソファを購入しても、横になられては一人用のソファになってしまいます。
そういった場合には、オットマンを後から追加購入される方が多いです。
オットマン選びの注意点
オットマンを選ぶ時に注意すべき点があります。
✅ リビングテーブルとの関係を確認する
オットマンは通常はソファの前に置いて足置きとして使用します。
そのため、ソファ前に大きなリビングテーブルがあるとオットマンの置く場所と被ってしまいます。
結果的にオットマンを横に避けて置くことになってしまい、足を置く時に毎回テーブルとオットマンを動かさないといけなくなりますので、事前にリビングテーブルのサイズとオットマンのサイズとを考慮しておきましょう。
また、オットマンを活用するためには、リビングテーブルではなくサイドテーブルを選択するというのもおすすめです。
オットマンとの併用も叶うので結果的にリラックス感が増すため、ソファには実はサイドテーブルを合わせるのがおすすめです。

4. オットマンを取り入れて快適なリビングを作ろう
オットマンはリビングの快適度をアップさせるだけでなく、お洒落なインテリアの一部としても大活躍します。
サイズやデザインを選び、用途に合わせた使い方を工夫することで、あなたのライフスタイルにぴったりな心地良い空間を実現できます。
例えば、北欧風のシンプルなインテリアにナチュラルウッドのオットマンをプラスすれば、柔らかい印象の部屋になります。
また、モダンなインテリアにブラックレザーのオットマンを合わせることで、より洗練された空間を演出することも出来ます。
ぜひオットマンを活用して、理想の空間作りに挑戦してみてください。
国産ソファブランド「匠ソファ」では、全てのソファでデザインを揃えた専用のオットマンをお選びいただけます。
5. オットマンの活用事例
オットマンを使用した活用事例をご紹介します。
ソファだけでは得られない快適さやお洒落な空間づくりの参考にご覧ください。
case.1 オットマンの複数使い

オットマンを二台、L字カウチソファセットのカウチ幅に合わせた別注サイズで製作しました。
カウチソファの先端を延長できるので、大人が縦にフラットに寝転んでも十分な長さになりました。


ホームパーティーを開かれることもあるというオーナー様は、大勢で集まった時には囲めるようにオットマンのレイアウトを変えられることも考慮されていました。

さらに、ソファ前にオットマンを並べるとソファの奥行きも広く拡張出来ます。
シーンに合わせてレイアウトを自由に変えて楽しめるのもオットマンの魅力です。
case.2 オットマンをベンチとして使用

オットマンを二台並べるとベンチソファとしてもお使いいただけます。
こちらのオーナー様がご使用されているLB SOFAのオットマンは横長のデザインなので、二台並べた時にはよりベンチらしさが出ますね。

来客時以外はソファ前にオットマンを置くことで、足置きとして使用されます。
L字カウチソファセットを購入された方でも、オットマンを使うメリットは沢山あります。
case.3 抜け感のあるL字カウチソファセット

ソファのデザインによっては、ソファと組み合わせることでワイドなL字カウチソファセットに出来るものもあります。
こちらの「RX-F SOFA」は座面がフラットで座面クッションの奥行きが750mmです。
750mm×750mmサイズの専用オットマン「RX-F オットマンL」もご用意しているので、ワンアームソファとワンアームカウチの間に挟んで使用することが出来ます。

オットマン部分には背もたれがないので抜け感が生まれ、スタイリッシュな印象を与えることが出来ます。
もちろんオットマンをソファ前に動かして足置きとして使用することも可能です。
case.4 オットマンを本革仕様でアクセントに

ソファをファブリックにしつつ、オットマンだけ本革仕様でセレクトされたオーナー様邸です。
顔料塗装の本革なので表面は水拭きすることが出来て、お手入れが簡単なのも嬉しいですね。
ソファと同じファブリックで選ばれることの多いオットマンですが、高級感のある本革をオットマンに使用することでお洒落なインテリアを演出することが出来ます。

