ソファを選ぶポイントと言えば、
「デザイン」「座り心地」「サイズ」「カラー」「価格」などが浮かびます。
実際はこのいずれかに注目して選ばれていることでしょう。
でも、潜在的には「ソファは長く使っていきたい」気持ちがあるはずです。
本来は「耐久性の高いソファ」を求めているのに、
どうしても「目に見える要素」で選んでしまう傾向にあるのはなぜでしょうか??
それは、「ソファ」は見た目だけで「耐久性」がわかりづらいというか、
ほとんど「わからない」からです。
実際に数年使ってみて、やっと耐久性がわかるのが、「ソファ」の特徴でもあります。
そんな「耐久性がわかりづらいソファ」において、
「耐久性の高いソファの選び方」があるならば、是非知っておきたいですよね。
今回は、知っていれば絶対にお得な「耐久性の高いソファの選び方」についてお伝えしたいと思います。

目次
耐久性の高いソファの選び方
極端にリーズナブルなソファは選ばない
大手家具店やネット通販には、リーズナブルなソファがたくさんあります。
そもそも「リーズナブルなソファ」を求める場合、「耐久性の高さ」にはそれほどこだわりがないかもしれませんが、
極端にリーズナブルなソファには、「耐久性の高さは求められない」と思って下さい。
ソファは中身の見えない大型家具で、あらゆる素材を使って造られます。
素材のコストを抑えれば抑えるほど、当然ながら耐久性は低くなっていきます。
製造側としても、「極端にリーズナブルなソファ」は、販売価格を抑えたソファを造ることが目的で、
耐久性に関しては重視していないのです。
よって、「驚くほど安い!」と思うソファは、耐久性の高さは期待できないと思って下さい。

「耐久性の高さ」を強調しているソファを選ぶ
ソファの耐久性は、一般的に6~8年と言われています。
これは一定の品質レベルをクリアしたソファに当てはまることで、
「1」で説明した「極端にリーズナブルなソファ」は当てはまりません。
でも、6~8年と聞くと、「思ったより短い、もっと長く使いたい」と思うことでしょう。
最低でも10年以上は使用したいですよね。
そういったソファを探すなら、「耐久性の高さ」を強調しているソファを選びましょう。
最近ではソファに「保証」を設定したり、ソファの構造や素材をしっかりと説明し、
「耐久性の高さ」を強調するソファブランドやソファメーカーが増えてきました。
そういったソファを選ぶと、耐久性の高さは期待できます。
⇒【ソファコンシェルジュが教える失敗しないの選び方】の詳しい内容はこちら

クッションの素材を確認すること
ソファで最も劣化するのが、「クッション」です。
ボディはまだ全然大丈夫なのに、「クッション」が劣化してしまった、というケースは多くあります。
「取り外し式のクッション」なら、クッション部分だけを買い替えることも可能ですが、
できれば買い替えず、同じクッションのままで長く使っていきたいですよね。
「クッション」は内部の素材が確認しやすいので、購入時に販売スタッフに確認しましょう。
どういった素材が使われていて、どのぐらいの耐久性があるかを確認すると良いです。
「クッション」の主材で多く用いられるのは「ウレタン」で、
この「ウレタン」が高密度であるほど「クッション」は長持ちします。
また、「ウレタン」だけでなく、柔らかさを作る「フェザー」や「綿」などの素材についても確認しましょう。

カバーリングタイプを選ぶべき
「耐久性の高いソファ」を選ぶなら、本革という方も多いのではないでしょうか。
確かに、ファブリックや合皮に比べ、本革は厚みもあり耐久性はあります。
ただ本革は「張り込み式」が多く、革自体が劣化したら、張り替えが高額になるというデメリットがあります。
「耐久性の高いソファ」を選ぶなら、絶対にカバーの着せ替えが可能な、「カバーリングタイプ」を選んで下さい。
例えファブリックや合皮、本革が劣化しても、カバーを新調するだけで、新しいソファを買ったかのようになります。
また、着せ替え可能なら、カバーを取り外し洗濯したり、クリーニングに出したりと、
常にカバーを清潔に保つことができます。
カバーを取り外すことで、中のクッションの形を整えたりと、メンテナンスに繋がる効果もあります。
⇒【フルカバーリングソファへのこだわり】の詳しい内容はこちら

是非、これらを参考にして「耐久性の高いソファ」を意識して選んでみて下さい。
知っておいて選ぶと、また違った見方でソファ選びが出来ますよ。
こちらのブログもご参考にしてみて下さい。
