リラックスするはずのソファなのに、なぜか疲れる・・・
という経験はありませんか??
ソファと言えども、ずっと同じ姿勢でいるのは疲れるものです。
よほど体圧分散に優れたソファでないと、「座る」という行為は負担が大きいもの。
では、どんなソファなら疲れないのでしょうか??
「疲れないソファの選び方」をご紹介します。

目次
こんなソファは疲れる!
極端に硬いか、柔らかいソファ
「硬めのソファが好き」という方は多いのですが、極端に硬いソファは心地良いものではありません。
「座る」だけでも腰への負担が強いものですが、
「極端に硬い座面」は下から圧迫が強いので、負担はさらに増します。
長時間座っていると、段々と疲れてきます。
また、「極端に柔らかいソファ」も姿勢が崩れた状態が長く続くので疲れますね。
「極端に硬いソファ、柔らかいソファ」はリーズナブルなソファに多いです。
硬いチップウレタンや、低い密度のウレタンはコストも安いため、
リーズナブルなソファに良く用いられます。
「座る」姿勢しかできないソファ
ずっと同じ姿勢で座っているのも疲れます。
よほどクッション性が良く、負担の少ないクッションなら疲れにくいですが、
それでもずっと同じ姿勢は良くありません。
少し姿勢をズラしたり、体を傾けたり、自然に姿勢を変えたくなるのが普通でしょう。
こういったソファは、奥行きの浅いベンチタイプのソファに多いですね。
椅子の延長のようなソファは、きちんと座ることはできますが、
ずっとその姿勢で座っていることしかできないので、疲れてきます。
座面の狭いソファ
狭いスペースだと、どうしてもコンパクトなソファを選びがちです。
座面の幅や奥行きが狭いソファだと、どうしても囲まれている圧迫感があり、窮屈に感じてきます。
物理的に仕方がないのですが、同じコンパクトでも、少しゆったりと座れるものを選ぶと良いでしょう。

疲れないソファの選び方!
上記の3点とは違う、これから説明するソファを選ぶことが、
「疲れないソファ選び」の近道です。
程よい硬さで、心地良いクッションのソファ
ソファの硬さは、「程よい硬さ」を選ぶのが良いでしょう。
「やや硬め」「やや柔らかめ」といった表現です。
単純に「硬い」「柔らかい」で分けれないソファは、
クッションのウレタンやフェザー或いはベースのテンション材を工夫して、
深みのある座り心地を実現しています。
・最初は柔らかく感じるけど、座っているとちょうど良い硬さ
・硬めだけど、それほど硬くない
・ふわっと包まれるけれど、しっかりとしている
など表現が曖昧な座り心地は、良い素材を使って、クッションを工夫しているものが多いです。
是非、こういった心地良いクッション性のソファを探してみて下さい。

姿勢が変えれるソファ
ずっと同じ姿勢で座っていると、体を傾けたり、ソファの上であぐらをかいたり、
横向けに座ったり、寝転んだり、色々な姿勢を取りたくなりますよね。
自然に姿勢が変えれて、色々な姿勢でくつろいでも疲れにくい。
そういうソファは理想的です。
姿勢が変えれるソファとは、
「座面が広く、クッション性の良いソファ」です。
是非そういったソファを見つけて、色々な座り心地を試してみて下さい。



ちょっとした工夫で手に入る!
コンパクトだけどスペースの広いソファ
座面や奥行きの広いソファが理想だけど、
「スペースが狭くて、大きなソファが置けない」
という方は多いと思います。
そういった場合、
「ワンアームソファ」を選ぶのも良いです。

ワンアームソファは片側にしかアームがないので、
例えば180cmのソファなら、ダブルアームよりも座面が広く使えます。
また、片側にアームがないので、圧迫感がありません。
ソファへの出入りもしやすく、座っていても座面が広くなったように感じます。
次にオススメなのは、「アームが細いソファ」です。

例えば写真のソファは幅175cmのソファ(3人掛けで標準的なサイズ)ですが、アーム幅が細いので、全体のサイズに比べ座面が広々と使えます。
そして、「オットマンを有効に使う」のもオススメです。

オットマンに足を投げ出して、カウチソファのようにゆったりとくつろぐなら、
それほど大きなソファは必要ありません。
「疲れないソファ選び」、是非参考にしてみて下さい。