「ソファの値段の違いが良くわかりません」
「匠ソファは良いのはわかるのですが、一体何が違うのですか?」
お客様から良く聞かれる質問です。それほどソファの違いとはわかりにくいものなのです。
実際長く使い比べれば違いはわかるでしょうが、そういうわけにもいきません。
やはり購入時に、「失敗しないソファ選び」をしたいのが本音でしょう。
購入時の選び方は、気に入ったデザインや座り心地、価格が大きなポイントとなるでしょう。
おそらく、「いいソファ選びができた」と、その時は納得します。
ただ、毎日使っていくと、いつまでも購入時の状態ではありません。
表面材は劣化し始め、クッションも「買った時と何か違う」と感じるようになり、次第にソファ離れが始まります。
一般的にはそこで気づくことが多いと思います。
でも、購入時に気づくことが、「失敗しないソファ選び」に結び付きます。
「買う時には良いか悪いかわからない・・・」
これがソファを購入するお客様の本音です。
信頼すべきは、「ブランド」「名の通ったメーカー」「販売しているお店」「販売している店員さん」「お客様の口コミ」と言ったところでしょうか。
今回のテーマは、「ソファの違いを簡単に見極める方法」です。
ソファの違いを簡単に見極める方法
ポイント1:展示ソファのボディの縫製に緩みがない
比較的、見極めやすいポイントが、「ソファのボディの縫製」です。
張り込みソファは当然縫製がきれいなのですが、
長く使っていくためには、「フルカバーリング式」のソファがオススメです。
「フルカバーリング式」であるという前提で、カバーの縫製が美しく、一切の緩みのないソファは、
長くきれいに使っていける可能性が非常に高いソファです。
カバーリングタイプのソファは、少し緩めにカバーを縫製します。
よって、展示の状態でカバーにたるみがあったり、ズレていたりすることが多いことでしょう。
しかし、ボディに吸い付くように、しっかりときれいに仕上がっているソファもあります。
そういったソファはカバーリングの縫製レベルが非常に高いので、長く使っていても劣化が目立つことが少ないと言えます。
ポイント2:クッションの沈み込みが緩やか
次に重要なポイントは、「ソファの座り心地」に関してです。
座り心地が硬い、柔らかいは好みがあり、どちらであってもこのポイントの確認は重要です。
少し見極めづらいポイントですので、できるだけ多くのソファを座り比べる必要があります。
色々なソファを座り比べると、必ずこのポイントがわかってきます。
ソファに座った時、特に座面クッションの沈み込みが、
「単調であるか」
「ゆったりと沈んでいくか」
この違いを見極めることが重要です。
「単調」な沈み込みのソファは、クッションの構造が単一的で、座り心地の深みが生まれません。
よって、長時間座っていると疲れが出やすくなります。
一方「ゆったりと沈んでいく」クッションは、ウレタンの積層や質、フェザーや綿などの構造が複雑で、
「座り心地の良さ」を考えて造られています。
こういったソファは長時間座っていても疲れにくく、また耐久性も高いソファが多いものです。