ソファの価格はどんどん上がっていくという話【これからのソファの選び方】

公開日:2019/05/10 / 最終更新日:2019/05/09 匠ソファ全般

「ソファはいつ買うべきか？」と、
買い時を悩まれている方は多いと思います。

「いつ買うべきか？」だけでなく、
「どういったソファを選ぶべきか？」も大事です。

ソファの価格はどんどん上がっていくという話

国内の商品は値上がりラッシュです。

ソファや家具も、この10年以上、ずっと値上がりしています。
商品価格だけでなく、増税もあるので、10年以上前と比べ、かなり値上がりしている印象です。

「どのぐらい値上がりしているのでしょうか？？」

ソファや家具の場合、最低１．３倍、
商品によっては、１．５～２倍ぐらいに上がっているものもあります。

過去の顧客様のアフターの問い合わせの際、以前の伝票を見た時に、
当時の価格と現在の価格を比べ、唖然とすることが多々あります。

品質が向上して価格が上がったわけではありません。
品質やデザインはそのままで、資材や輸送費など、あらゆるコストが上がり続け、
全て商品価格の値上がりに繋がっているのです。

ある時は、「為替の影響で値上がり･･･」となったこともありました。
しかし、不思議と値下がりすることはありません。

その他にも、ソファや家具の市場自体の縮小や、輸入家具が増えた影響などもあり、
ソファや家具の価格は、どんどん上がっていっているのです。

１０万円台のソファが２０万円台に、
２０万円台のソファが３０万円台に。

10年以上前のソファと比べて、この値上がり感覚を持っている家具店やショップは多いと思います。

以前は１０万円ぐらいでも、探せば長く使えるソファがありました。
そのソファが、現在では２０万円前後で販売されています。

２０万円台で販売されていたメーカーのソファが、
最近では３０万円、或いは４０万円になっていたり、

もちろんソファのデザインや品質の向上のよる値上がりもあるとは思いますが、
それ以上に、あらゆるコストアップが原因で、ソファの価格がどんどん上がっている印象を受けます。

さらにソファの価格は上がっていく

この春も、各メーカーより、ソファや家具の価格アップの案内が続きました。
原材料高騰と、特に輸送経費がかなり上昇しています。
また、さらに値上がりするという情報もあります。

ソファにとって「輸送経費」の上昇はかなり響きます。
資材が製造元に届く「輸送経費」、
商品が製造元から配送会社に届く「輸送経費」、
配送会社からお客様宅へ届く「配送経費」、
ソファは大型家具なので、家具の中で最も「輸送経費」が高額になります。

また、ご存知でしょうか？？
ソファの買い替えなどの際、古いソファを処分する際の費用、
こちらもかなり値上がりが続いているのです。
よって、「不要ソファの引取り処分」を行っていないショップもあるのではないでしょうか。

リーズナブルなソファはなくなっていく？？

「輸送経費」や「不要ソファ処分費用」が高騰していくと、
良くある「配送料無料」「引取り処分無料」といった過度なサービスは減っていくでしょう。
また、リーズナブルなソファにとって、これらの高騰は致命的なことになっていきます。

もし、これからも同じ価格で、同じようなサービスを行うとすると、
ソファ自体の品質を落とすしかありません。
もちろん耐久性は短くなり、結局買い替えになってしまいます。

「ソファはいつ買うべきか？」
「どういったソファを選ぶべきか？」

少しでも早いタイミングがお買い得

ソファや家具に関して言いますと、同じ商品を買うならば、
「少しでも早いタイミングがお買い得」です。

セールやフェアで買うのももちろん良いですが、
毎年値上がりする可能性はあっても、値下がりする可能性はほぼありません。
そういう業界でもあります。

また、家具店やショップによっては、「早割サービス」や、早期契約を受けるところもあります。
増税や値上がりしても、契約時の価格で購入できるので、かなりお買い得です。

選ぶなら「耐久性」を重視して下さい

ソファを選ぶ条件は様々です。
デザイン、サイズ、座り心地、カラー、耐久性、価格など。

しかし、今後ソファの価格がどんどん上がっていくならば、
「長く使えるソファを購入するのがお買い得」です。

ソファは劣化が早い家具です。
へたりの早い家具です。

ご予算に合わせて、できるだけ「耐久性」のあるソファを選ぶことが重要です。