頻繁に買い替えない家具やソファは、
できるだけ長く愛着を持って使っていきたいものです。
特に「劣化の早い大型家具」であるソファは、
きちんとした知識で、慎重に選ぶことで、
長く愛着を持って使える【ソファ選び】ができます。
ソファ専門店の「ソファコンシェルジュ」として、
高品質&高耐久のソファ開発をしている視点から、ソファ選びのコツをお伝えいたします。
長く使えるソファの選び方
1.「勢いやノリ」で購入しない
ソファ選びの失敗例で良くあるのは、「勢いやノリでソファを購入してしまうこと」です。
家具店のセールや、新築を購入した際の販売会、或いはネット通販などで、
見た目の「お得感」で購入してしまう場合、失敗しやすい傾向にあります。
販売側が販売することを優先して、お買い得な値付けをして販売しているため、
「ソファの品質、耐久性、アフター、座り心地」といった部分は無視されていることが多いのです。
よって、その場の「勢いやノリ」で、高額である「ソファ」を選んでしまうのは、
購入して失敗するケースとしては最も多いのです。
2.「座り心地」や、「使い勝手の良さ」で選ぶこと
ソファを選ぶ際、見た目の「デザイン」を重視するのはとても大切です。
でも、それ以上に大切なのが、「座り心地」や「使い勝手が良い」かということです。
「ソファは使ってみたいとわからない」
と思いがちですが、そうではありません。
ソファ選びの際、できるだけ色々な家具店やインテリアショップを巡り、
できるだけ多くのソファを座り比べて下さい。
様々はブランド、産地、価格のソファを座り比べると、段々と「座り心地の違い」がわかってきます。
もしかすると、ショップの販売スタッフよりも詳しくなることもあります。
色々なソファを座り比べられるのは、ソファ選びしているお客様だからできることです。
3.カバー交換など、アフターサービスを確認する
長く愛着を持って使っていくなら、「フルカバーリング仕様」であることは必須です。
「張り込み仕様」のソファは、生地の張り感はきれいなのですが、
汚れがついた際に、お客様自身でカバーを替えられないのがデメリットです。
「フルカバーリング仕様」だと、カバーをクリーニングに出せたり、洗濯したりできますし、
カバーが劣化すれば、カバーを新調することで、また新しい気分でソファが使えます。
また、クッションは高品質であっても、いずれは必ず劣化します。
劣化した際に、パーツだけ買い替えたりできると、コストも安くで済みます。
もし初期費用が高いソファだったとしても、アフターサービスが充実していて、
パーツ毎にリフォームできるなら、長期的に見ると良い買い物になります。
是非、ソファ選びの参考にしてみて下さい。