「アフターサービス=商品開発??」
と思われるかもしれませんが、
アフターサービスから、商品の品質改良、次回の商品開発に繋がることがありますので、
大変重要なサービス、考え方なのです。
どんな商品にも、発売当初から完璧なものはありません。
家電製品でも初期不良が起こり、ゲームでもバグが見つかったり、
自動車でもリコールがあるなど、実際使ってみて不良や不具合が見つかることが多くあります。
家具やソファでも同じです。
木製品は乾燥で狂うこともありますし、椅子やソファは体を預ける分、負担も想像以上にあります。
また、家具やソファが大型であるため、配送時の破損も多くあります。
家具やソファは、比較的不良や破損が多い部類の商品なのです。
匠ソファの商品開発の考え方【アフターサービス編】
小売り時代の経験を活かした商品開発
■以前の「京都・KANEKA」
匠ソファを運営する「京都・KANEKA」は創業40年の家具販売店です。
国内外のあらゆる家具メーカーと取引をしてきて、これまで様々な家具やソファを取り扱ってきました。
その際、最も頭を悩まされたのが、
頻繁に起こる「商品不良・商品クレーム・配送時破損」です。
配送段階で見つかることもあれば、お客様が使用していて起こることもあります。
ただ、その多くはお客様の過失によるものではなく、「商品自体に欠陥がある」ことが多いのです。
「商品自体の不良」なので、当然製造メーカーに修理や交換を依頼するのですが、
きちんと対応する誠実な製造メーカーもあれば、
商品の否を認めず、配送やお客様の過失にする製造メーカーも多くありました。
こういった経験から、自社で責任を持つことができる「オリジナルブランド」へと進むわけですが、
最も学んだことは、「品質の良い、誠実な製造メーカーとだけ提携する」ということです。
家具販売店として、アフターサービスを行ってきたから、現在の匠ソファがあると考えております。
常に品質改良を行う
匠ソファは比較的品質不良が少ないソファではありますが、完璧ではありません。
実際に使用している中で不良や不具合が見つかることもあります。
その際意識しているのは、「すぐに改善し、今後二度と同じ不具合を起こさない」ということです。
これは品質の高い製造メーカー、工房と提携していること、
そして、提携しているメーカーや工房と、品質に対する価値観が同じであることが重要です。
よって、細かな仕様・構造や縫製などの改善は、日々行っております。
アフターサービスも、匠ソファにとって大事な商品開発の一部なのです。
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匠ソファ開発ストーリー