ソファは一度買ったら頻繁に買い替えない大型家具なので、
「ソファ選び」は非常に難しいと言われます。
またネットで色々と調べても、「ソファ選びに関する、本当に正しい情報」は非常に少ないものです。
今回は長い家具販売の経験と、ソファブランド・ソファ専門店の知識から、
オススメのソファの選び方をお伝えしたいと思います。
それは、「ソファは【定番デザイン】を買うのがオススメ」という内容です。
目次
ソファは【定番デザイン】を買うのがオススメ
理由1:家具やソファは「定番デザイン」が売れている
インテリアや建築雑誌を見ると、必ず登場するのがウェグナーの「Yチェア」。
Yチェアは1949年にウェグナーがカールハンセン&サンにデザインした「CH24」というチェアで、
70年以上経った今でも、「椅子の象徴的存在」として愛されています。
雑誌だけではありません。国内のインテリアショップでも多く取り扱われていて、
プロが今も認めるデザインのチェアなのです。
Yチェアだけではありません。あらゆる国内外の家具ブランドやメーカーを見渡しても、
最も売れている商品は、実はロングセラーの家具やソファであることが多いのです。
そう、国内の家具・ソファ市場において、最も売れているのは「定番デザイン」なのです。
理由2:長く売れる「定番デザイン」には理由がある
ロングセラー商品が中心の、家具・ソファ業界。
長く売れている「定番デザイン」には理由はあります。
デザインがもちろん美しいのは当然なのですが、例えば「ソファ」の場合はデザインだけというわけにはいきません。
ソファにとって一番大事なのは、「座り心地の良さ」。そして、長く使っていける「耐久性」。
売れ続けている「定番デザイン」のソファは、飽きのこないシンプルで美しいデザインに加え、
「機能性」や「品質」にも優れていることが絶対条件なのです。
理由3:ソファの流行サイクルは早くない
ソファはアパレルや家電のように、毎年毎年新しいデザイン、機能性のヒット商品が生まれるわけではありません。
ソファのデザインや性質上、新しいデザインや機能性が生まれづらいとも言えます。
各ソファメーカーやブランドはもちろん毎年新作を発売します。
ただ、そのソファがすぐにヒットしたり、3年後、5年後、或いは10年先まで売れ続けているというのは非常に少ないと言えます。
逆に10年以上前に発売されたソファが、今も売れ続けているというのは当たり前にように起こります。
なぜこういったことが起こるかというと、ソファだけでなく、家具全般に言えることですが、
「売れない商品、市場で受け入れられない商品」は各メーカーのラインナップから次第に消えていってしまうからです。
逆に言えば、「売れる商品、市場で受け入れられる商品」だけが市場に残り続けるのです。
理由4:品質改善の繰り返しで品質が安定している
「定番デザイン」のソファは、長く販売しているため、常に品質改善が行われています。
どんなソファも最初から完璧なものはありません。特にソファは負荷が大きくかかる家具なので、
使用段階で見つかる不具合が当然ながら出てきます。
その度に、品質改善を繰り返して行うことで、どんどんと品質が安定していくのです。
よって、長く愛されている「定番デザイン」のソファほど、品質は安定していると思って間違いはないのです。
理由5:空間に合いやすく飽きがこない
「定番デザイン」のソファは、長く愛されているだけあって、シンプルで美しいデザインが多いものです。
また、日本の住空間に合うデザインであることも大切です。
ソファはリビング・ダイニングの家具の中で、最も存在感のある、象徴的なアイテムです。
ソファのデザイン次第で空間の雰囲気が変わってしまう、といっても過言ではありません。
例えば、海外製のソファでデザインが凄くカッコ良くても、日本の住空間に合わないと市場では受け入れらません。
海外ブランドのソファでも、日本で「定番デザイン」として受け入れられているソファは、必ず日本の住空間に合うデザインのソファになっています。
理由6:ソファは長く使っていくもの
ソファは最低でも10年、出来ればそれ以上長く使っていきたいですよね。
でも、一般的にソファの耐久性は6~8年と言われています。
ソファを長く快適に使っていくためには、やはり「10年後、20年後も使っていくイメージ」が大切です。
そのイメージが湧きやすいのが、長く愛されている「定番デザイン」のソファなのです。
特に高品質で、カバーが着せ替え出来る「フルカバーリング仕様」のソファなら、
定期的にメンテナンスを行い、カバーを着せ替えていけば、長く使っていくことが出来ます。
また、新しいカバーに新調すれば、雰囲気も変わり、お部屋のイメージチェンジにもなります。
以上、「ソファは【定番デザイン】を買うのがオススメ」でした。
是非、ソファ選びの参考にしてみて下さい。