ソファのカバーに使われる素材は、革系と布系に大別されますが、中でも高級感や質感が魅力的なのが「本革」です。
本革には合皮にはない数多くの魅力があり、その質感は長く愛用することでより深みを増していきます。
本記事では、本革カウチソファならではの魅力について解説します。
目次
- 1 「本革」と「合皮」の違い
- 2 本革カウチソファのある上質な空間
- 3 本革カウチソファを中心としたリビングのインテリア例
- 4 本革カウチソファの選び方
- 5 本革カウチソファの注意点
- 6 本革カウチソファのメンテナンス ~デリケートな素材を美しく保つ秘訣
- 7 匠ソファが提供する高品質な国産本革カウチソファ
- 7.1 本革カウチソファのベストな選択
- 7.2 国産ならではの本革カウチソファの魅力
- 7.3 ラグジュアリーな大型本革カウチソファ
- 7.4 メンテナンス性に優れたフルカバーリングタイプ
- 7.5 オリジナルデザインと座り心地へのこだわり
- 7.6 マルチカバーサービスで自分だけの一台を
- 7.7 本革の仕上げの種類
- 7.8 セミアニリンレザーを用いたカウチソファ
- 7.9 国産ソファ最大級の圧倒的広さ~LAカウチソファ
- 7.10 包み込まれる最高峰の気持ち良さ~LBカウチソファ
- 7.11 アームテーブル付きのスタイリッシュデザイン~LDカウチソファ
- 7.12 レイアウトに困らないコンパクトモデル~PGカウチソファ
- 7.13 洗練されたアーバンモダン~PJカウチソファ
- 7.14 姿勢良くくつろげる高品質カジュアル~RX-Dカウチソファ
- 7.15 ソファの上でくつろぐカウチソファ~RX-Fカウチソファ
- 8 【まとめ】魅力的な本革カウチソファで快適な時間を楽しもう
「本革」と「合皮」の違い

ソファに使用されているレザー系の素材は、大別すると「本革」と「合成皮革(合皮)」に分けることができます。
ただ、とくに昨今は合皮の製造技術も向上し、より本革に近づいていますので、本物のレザー系素材をご存じない方は、パッと見でこの違いに気づけないこともあります。
では、私たちプロの目線から、本革と合皮とではどのような決定的な違いがあるかということについて解説していきましょう。
似ているのは「見た目」の部分が大きい
昨今は製造技術の向上により、以前にも増して本革に近い見た目の合皮も増えてきています。しかし、あくまでも似ているのはその「見た目」の部分だけで、その性質には本革と合皮では圧倒的な違いがあります。
素材としての違い
そもそも合皮とは何かということを考えてみましょう。
製品にもよりますが、基本的に布地に合成樹脂を塗りつけて、本革のような見た目の素材に仕上げた素材です。
英語では「フェイク・レザー」といい、つまり文字通りレザー(革)のフェイク(偽物)なのです。
本革は動物の皮をなめして製造するものであり、素材の本質として、結局のところプラスチックである合皮とは、まったく異なる特性を備えています。
前述のとおり、合皮の加工技術が向上したことによって、昨今では、本物の本革と区別がつきにくいほど見た目がグレードアップしてきていることは事実ですので、どこで見分ければいいのかということを知りたい人もいると思います。
本物と合皮の見分け方は、たとえば匂いを嗅いでみることです。合皮の場合はプラスチック独特の匂いがすることが多いはずです。
合皮は価格面でのメリットがあるが…
合皮は、見た目を本革に近づけるように加工しているため、「レザーのソファが欲しいけれど本革は高くて手が出せない」という方にとっては、見た目が本革に似ているソファを本革よりもリーズナブルな価格で購入できることは、合皮のメリットということになります。
しかし、私たちソファメーカーとしては、やはり本革ソファには本革ソファの良さがあることをしっかりと理解していただきたいと思っています。
たしかに同じソファでも、合皮と比べて本革ソファは販売価格が高い傾向にあるでしょう。しかしソファを長く愛用していくことを前提として購入するのなら、本革のほうが明らかにメリットが多く、コストパフォーマンスは決して悪くないのです。
本革と合皮で似ているのはあくまでも見た目の部分だけであり、メリット・デメリットや性質・特徴は全く異なる素材であることを理解し、以降の記事を読み進めてください。
本革は経年変化を楽しめる
本革と合皮は異なる性質を持っていますが、本革ソファはより長く愛用できるものです。
本革は使い続けていくうちに革がなじんできて、重厚感のある強い存在感をかもしだします。
合皮の場合は、表面が合成樹脂ですから、とくに日当たりの良い場所に置いてしまうと、日光によって思った以上に早く経年劣化を起こしてしまうことが多いでしょう。
それに対して、本革ソファは定期的に適切なメンテナンスさえ怠らなければ、長い場合、何十年もの期間、愛用し続けることができるのです。
お気に入りのソファにはなかなか出会えるものではありませんから、そんなソファはできるだけ長く愛用し続けたいと考えるはずです。本革ソファは、正しいメンテナンス方法を理解し、それを実践し続ければ、本革ならではの経年変化を楽しみつつソファとの暮らしを満喫することができるのです。
もちろん、長く使いつづけることによって、座り心地には変化が訪れます。座り心地は、ソファのクッション性によってもたらされるものです。それに関係しているのはソファ内部のウレタンなどの素材の状態で、ウレタン素材がへたってしまうと座り心地は悪くなってしまいます。そのような場合はメーカーに修理を依頼すれば、本革の経年変化を残しつつ、新しいウレタンに交換することで、座り心地を復活させられます。
長く愛用し続けるほど、本革は持ち主の愛情に応えて、どんどん味わい深いものになっていきます。長く使うことを前提にソファを購入しようと思うのであれば、本革ならではの経年変化を楽しめる本革ソファを強くおすすめします。
本革のほうが耐久性が高い

本革のメリットとしては、「耐久性が高い」という点があります。
ソファは日常的に使う家具ですから、生活の中でソファを汚したり傷つけてしまうこともあるでしょう。
たとえば、犬や猫といったペットを飼っていたら、大事なソファをひっかかれたり噛みつかれたりすることもあるでしょう。とくに犬はソファの上で穴掘り行動をしてしまうことがあります。
ソファのカバーが傷つけられても、座り心地自体にはあまり影響しないかもしれませんが、せっかくの見た目が悪くなってしまうのは許せませんね。
本革は合皮と比較すると耐久性に優れた素材なので、犬や猫が多少ひっかいたとしても、そこまで大きなダメージを受けることはありませんが、もちろん、無敵というわけではありませんので、乱暴に扱えばボロボロになってしまうこともあるでしょう。
ソファのカバーを交換できれば、そんな悩みからは無縁でいられます。
ソファによってはソファカバーを簡単に交換できないタイプもあり、そのような場合は、メーカーに修理を依頼してカバーを張り替えてもらわなければなりません。
そのため、ペットを飼っているご家庭の場合、耐久性やひっかき傷に強い本革や、ひっかき傷に強い特徴を持ったファブリック(布)系のカバーをおすすめします。
「大切に扱う」ことを前提とすれば、多少のダメージでは見た目の影響を最小限に抑えられる本革のメリットが最大限に生かされるでしょう。
合皮のほうが値段は安いが?
自然素材である本革に比べて、合皮は大量生産が可能であるため、低価格のものも実現できます。
とくにカウチソファのように大きなソファでは、使用するカバー素材の量が多いので、素材にかかっている費用は大きな価格の差になるでしょう。
もし、少しでも安い大型ソファを手に入れようと思ったら、素材にかかる費用が最小限で済む合皮ソファのほうが販売価格はずっと安いと思います。
「部屋の雰囲気をラグジュアリーな感じにしたいからレザーソファを置きたいけれど、本革ソファを買うだけの予算がない」という場合に、見た目が本革に近く価格を抑えられる合皮ソファにしようかと迷ってしまうことは誰にでもあると思います。
合皮には良いところもあります。
合成樹脂は水滴や汚れに強く、本革のような定期的なお手入れはしなくても、日常の掃除の際に掃除機をかけるぐらいのメンテナンスで、十分に綺麗さと清潔さを保てるでしょう。
とはいえ、私たちソファメーカーとしては、やはり価格の安さばかりに目を奪われてしまうと、後悔することになるかもしれないと言わなければなりません。
本革のほうが耐久性に優れており、一般的な使い方をしているかぎり、本革ソファのほうが長持ちすることは明白だからです。
たとえ購入するときに価格は高くても、それだけ長く使えるのですから、コストパフォーマンスは本革のほうが安いことになります。
カラーリングは合皮のほうが豊富
ソファによっては、さまざまなカラーのバリエーションが用意されています。
カラーリングを重視してソファ選びをするなら、本革よりも合皮のほうがバリエーションは豊富なことが多いでしょう。
本革ソファは、さまざまなカラーで着色することが技術的に簡単ではないため、基本的には革本来の色合いを生かした加工を施すことになります。
合皮は、布地に合成樹脂を塗りつけているものですから、着色加工はお手の物であり、さまざまなカラーのカバーを生産することができます。
本革では実現できないような明るい色調のカバーも生産できるので、本革の重厚な色合いではなく、元気が出るような明るいカラーのカバーを求めるようなインテリアにおいては、合皮を選ぶことが正解ということもあります。
ソファというものは家具の中でも特に存在を主張する大型のものなので、部屋の雰囲気に合わせてデザインやカラーリングを検討することが重要になります。
レザー系のソファをお探しの際には、どういったカラーリングがお部屋の雰囲気に調和するのかを考えつつ、それに合った素材でソファを選定してみましょう。
本革はお手入れが重要
本革ソファは耐久性が高いという特長がありますが、実際に長持ちさせるためには、「定期的なお手入れ・メンテナンス」が欠かせません。
日常的には軽めのお掃除で問題ありませんが、月に1~2回程度は本格的なメンテナンスを行い、本革の状態を良好に保つことが重要です。
そのため、本革お手入れ用のグッズは常備しておき、いつでも使えるようにしておくことをおすすめします。
適切な頻度と方法で本革をお手入れすることができれば、本革ソファは何十年でも使い続けることができるでしょう。
ただし、カバーのお手入れ以外にも内部のウレタンなどのクッション性に関わる部分の劣化を防ぐことはできませんので、座り心地が悪くなったと感じたらメーカーやソファ修理専門業者に修理を依頼することをおすすめします。
本革のお手入れ方法については、本記事の後半でも解説していきますが、以下の記事でも紹介しておりますので、ぜひ参考にしてください。
匠ソファからのアドバイス
匠ソファで扱っているソファ・カウチソファは、すべて本革かファブリックでカバーを製造しております。
合皮ソファは取り扱いがありませんが、本革・ファブリックで作られたさまざまな交換用カバーも取り揃えております。
本革カウチソファのある上質な空間

本革ソファは、単なる居心地の良いだけではなく、「空間のクオリティ」を格段に高めるインテリアアイテムです。本革特有の高級感と重厚感は空間に深みを与え、本革の上品な光沢や、指に伝わる滑らかな質感は贅沢な雰囲気を演出します。他のソファ素材とは一線を画す格式高い趣があり、まるで美術館のような雰囲気を生み出します。
特に大型の本革カウチソファは、圧倒的な存在感で部屋の主役となり、インテリアの中心になります。壁面の装飾品や照明、フロアデザインなどをソファに調和させていけば、洗練された上質な空間になるでしょう。
本革カウチソファがもたらすラグジュアリー
本革カウチソファは、ただ部屋に置くだけで、その空間にラグジュアリーな雰囲気をもたらします。
しっとりと艶やかな質感、深みのある色合い、そして独特の風合いは、天然素材ならではの美しさと高級感を兼ね備えた本革だけの特権です。
たとえばリビングルームに本革カウチソファを置けば、訪れる人々を魅了し、贅沢で洗練された空間が演出されます。その優美な佇まいは、ただの日常をとっておきの特別な時間へと変貌させ、自宅で過ごす時間をより豊かで上質なものにしてくれるでしょう。
本革ソファの魅力は、その見た目だけにとどまるものではありません。
ソファ本来の目的である「座る」という行為を行った際に得られる感触もまた、本革ならではのラグジュアリーな体験に変えてしまいます。
しなやかで柔らかな手触り、体に吸い付くようなフィット感、そして適度な弾力性。本革カウチソファは、座るたびに極上の心地良さを味わわせてくれます。
その座り心地は、日々の疲れを癒し、ゆったりとくつろげる空間を生み出します。
そして、本革ソファには他の素材では決して得られないさらなる魅力があります。それは時間の経過とともに、その風合いに変化が現れるということです。
本革カウチソファは使い込むほどに独特の味わいを増し、色合いに深みが出てきます。こうした経年変化は、本革ソファだけが持つ大きな魅力です。
時が経つごとに唯一無二の表情を見せてくれる本革カウチソファは、あなただけのものへと変わっていくのです。
お手入れしながら愛着の湧く一品へ
本革カウチソファは、非常にデリケートな素材であるがゆえに、丁寧なお手入れが必要になります。
日々の簡単なお手入れから、定期的な保湿やクリーニング、汚れや傷への対処まで、さまざまなメンテナンスを施すことで、美しく快適な状態を保ちます。
人によっては面倒くささを感じてしまうこともあるかもしれません。しかし、そのお手入れの時間こそが、本革ソファへの愛着を育む大切な時間となるのです。
本革カウチソファを大切に扱い、手間暇をかけてお手入れする。それは、本革ソファと過ごす時間をより長く、より快適にするためのプロセスと考えてください。お手入れをしながら、本革カウチソファの美しさを保ち、経年変化を楽しむ。そうした時間を過ごす中で、本革カウチソファはあなただけの一品となり、かけがえのない存在となっていきます。
本革カウチソファは、お手入れをすることで、あなただけの特別なソファへと変化します。使い込むほどに味わいを増し、あなたの手入れの跡が刻まれていく。その過程は、本革カウチソファへの愛着を深め、あなただけのストーリーを紡いでいくのです。
本革の経年変化が起こる仕組み
本革の美しい経年変化は、本革ならではの魅力。本革カウチソファが長年愛される理由でもあります。この本革の経年変化を生み出す要因は主に3つあります。
人の体との摩擦、体温や皮脂の影響
まず、本革カウチソファに座ることによる摩擦、そして人の体温や皮脂の影響という要因です。
本革は動物の皮をなめして作られている天然素材です。化学的に合成して製造されたものではないので、日々使用していくにつれて、摩擦や体温、皮脂などの影響を受けます。
特にカウチソファは人の肌に直接触れるものですから、これらの影響をより強く受けることになります。人の体との摩擦によって革の表面が徐々に削れ、体温や皮脂が革に染み込むことで、独特の光沢や風合いが生まれていくのです。本革の財布、バッグなども同様で、使い込んでいくことで美しく変化していきます。
紫外線による影響
次に紫外線による影響という要因です。
革は紫外線に晒されると、その構造を変化させます。紫外線は革の繊維を分解し、色素を変化させるのです。その結果、革の色が少しずつ変化し、経年によって深みを増したり、アンティーク調の風合いになったりしていきます。特に、直射日光が当たる部分はより顕著に変化が現れるでしょう。
湿度と乾燥による変化
3つ目は湿度と乾燥という要因です。
革は湿度の影響を大きく受けます。湿度の高い環境では、革が水分を吸収し、繊維が膨らみます。逆に、乾燥した環境では革が水分を失い、繊維が収縮します。そうした湿度と乾燥の繰り返しによって、革の表面にシワや皺ができ、独特の風合いや味わいが生まれていくのです。
本革の種類やなめし方法、染料などによっても、経年変化の仕方は異なります。同じ本革ソファでも、使い方や環境によって変化の仕方が違うため、本革カウチソファは使う人によって唯一無二の表情を見せてくれるでしょう。 上記のような要因が複雑に絡み合うことで、本革は徐々に変化し、経年変化と呼ばれる独特の表情を備えるようになります。使い込むほどに光沢が増し、色合いに深みが出て、革本来の風合いが現れるのです。
本革カウチソファのある豊かな暮らし

本革カウチソファは、ラグジュアリーな空間づくりに貢献するだけでなく、あなたの暮らしに豊かさと彩りを添えてくれるでしょう。
ただそこにあるだけで、空間に安らぎと落ち着きを与えてくれる逸品。その存在感は、自宅にいる時間をより心地良く、より充実したものにしてくれます。
本革ソファは、あなたの生活にゆとりをもたらします。忙しい日々の中でも、本革カウチソファに身を委ね、ゆったりと過ごす時間は、心に余裕を生み、日々の疲れを癒してくれます。また、本革カウチソファは、家族や友人との集いの場にもなります。みんなでくつろぎながら会話を楽しむ。そんなひとときは、本革ソファがあるからこそ生まれる豊かな時間です。
本革ソファは、あなたのライフスタイルをより洗練されたものに変えてくれます。本革カウチソファを軸にして、インテリアをコーディネートする楽しみが生まれるからです。
本革ソファを中心にお気に入りの家具や雑貨を組み合わせ、自分好みの空間を作り上げれば、あなたの個性が表現され、生活に彩りと充実感をもたらしてくれるでしょう。
本革カウチソファは、あなたの暮らしに上質さと豊かさをもたらし、生活をより楽しく、より充実したものにしてくれるでしょう。本革カウチソファとともに過ごす時間は、あなたの人生に彩りと潤いを与え、忘れられない思い出となるはずです。
本革カウチソファを中心としたリビングのインテリア例
本革カウチソファはさまざまなスタイルに合わせやることができ、お好みのテイストに合わせて空間を演出することができます。ご自身に合ったスタイルを見つけて、素敵なリビング空間を作ってください。
以下に、本革カウチソファを中心にリビングのインテリアをコーディネートする際の参考例を紹介しましょう。
本革カウチソファで演出する「クラシックエレガンス」

本革カウチソファの高級感を最大限に引き立てるのは、クラシックエレガンスというスタイルです。
カウチソファの色合いに合わせて、深みのある色やアンティーク調の家具を選びましょう。
壁紙は落ち着いた色合いのものがマッチしますが、柄が入ったものでもクラシックな雰囲気を演出することができます。
照明はシャンデリアや壁掛けのブラケットライトなどを取り入れ、ラグジュアリーな空間を演出しましょう。
カーテンやクッションカバーには、上品な柄が入ったファブリックを選べば、エレガントな雰囲気をプラスできます。
本革カウチソファで演出する「モダンシンプル」

本革カウチソファをモダンで洗練された空間に溶け込ませるスタイルが、モダンシンプルです。
L字型やコーナータイプの本革ソファを選び、直線的なデザインの家具と組み合わせてみてください。カウチソファの色はブラックやダークグレーなど、モダンな雰囲気を演出できる色合いがおすすめです。
金属やガラス製のテーブルや棚を合わせれば、スタイリッシュな印象を与えることができます。
壁紙はシンプルな無地で、明るい色合いを選ぶと空間が広く感じられるでしょう。
照明はダウンライトやスタンドライトなどがおすすめ。間接照明でモダンな雰囲気を強調してみてください。
アクセントとして、幾何学模様やモダンなアートを取り入れるのも効果的です。
本革カウチソファで演出する「ナチュラルカントリー」

本革カウチソファをナチュラルで温かみのある空間に溶け込ませるスタイルが、ナチュラルカントリーです。
木製のソファテーブルや、カントリー調のAVボードなどを組み合わせ、温かみのある空間を作りましょう。
壁紙は白を基調としたものや木目調のものがナチュラルな雰囲気を演出します。
照明は優しい光を放つ和紙製のペンダントライトや、フロアスタンドなどを取り入れましょう。
カーテンやクッションカバーには、小花柄やチェック柄などのファブリックをあしらうと、カントリー調の柔らかい印象を与えるでしょう。
本革カウチソファを中心にした「くつろぎのリビング」

広々としたリビングルームを、本革カウチソファをメインにしたインテリアで演出してみませんか。空間のテーマは「くつろぎ」。日々の忙しい仕事から帰宅した人を心からリラックスできる空間が迎えてくれます。
たとえば深いベージュの本革カウチソファ。深みのあるベージュが空間に落ち着きと高級感を与えてくれます。本革のしっとりとした質感はリラックスした時間を演出します。
その周りには、温かみのあるカラーと天然素材の家具を組み合わせます。
例えばソファテーブルには、木目の美しいナチュラルウッドのものを。
L字型の本革カウチソファは部屋の中心に置き、その存在感でラグジュアリーな雰囲気を演出します。
ソファの対面には木製ボードを置き、その上に大画面テレビを壁に配置すれば、空間を最大限に使うことができます。
ソファの隣にはサイドテーブルを置き、お気に入りの本やリモコンを置いてください。カウチ部分の隣には、オットマンを置くのもおすすめです。
装飾は、シンプルな中にもアクセントを効かせたスタイリングがマッチします。
例えばお部屋の角に大きな植物を置句ことで空間にナチュラルな雰囲気を添えます。植木鉢の色をこだわるとお部屋の統一感も更に生まれます。
こうしたインテリアによって、本革カウチソファを中心としたくつろぎの空間が生まれます。深いベージュとナチュラルなカラーが落ち着きと温かみを演出し、天然素材の家具と植物が自然の安らぎを感じさせ、忙しい日々と隔絶したリラックスを与えてくれるでしょう。
また、L字型のソファ配置が作り出す広々とした空間は、家族や友人との集まりにも最適です。みんなでくつろぎながら会話を楽しめる、心地良いリビングルームとなるでしょう。
本革カウチソファの選び方

私たちが提供しているソファだけもさまざまなものがあるので、どんなソファを買うべきか迷うことは多いでしょう。
それなりの価格の家具ですから、とっておきのソファと出会い、それを長く愛用するためには、後悔しない選び方をしたいと思います。
そこで、本革カウチソファの選び方について解説します。
カウチ部分を含めたサイズ
本革カウチソファに限った話ではありませんが、ソファを購入する絵で慎重に検討しなければならないのは「本体のサイズ」です。
ソファのサイズを考慮しなければならない理由は、大きく分けて2つあります。
使いやすさに直結するから
カウチソファのサイズは、座りやすさや使いやすさといった利便性の点に大きく関わることになります。
たとえば、横幅が不十分だと家族全員で座れなかったり、寝そべって使えるはずのカウチソファなのに、実際に横になると意外と窮屈だったりすることもあるでしょう。
つまり、カウチソファでは本体の横幅や奥行きだけでなく、カウチ部分も含めたサイズ感が使いやすいものでなければならないのです。
ソファの寸法はカタログやホームページの商品紹介ページに記載されていますが、ただし実際のサイズ感はやはり一度は実物にあたったほうがいいでしょう。ご面倒でも販売店に足を運び、その目で実物を確かめるようにしてください。
置き場所に困ることになるかもしれないから
ソファは大型の家具ですから、置き場所をどこにするのかが重要です。
たとえば横幅が180㎝しかないスペースに200㎝の横幅のソファは置けません。
気に入ったソファが、置く予定の場所にきちんと収まるサイズなのかどうかを慎重に把握しなければなりません。
特に大型カウチのような場合は、部屋のどこに置くことができるか、ソファを使いたい場所に収まるサイズかということを考慮しないと、品物が届いてから、いざ置き場所に困るというようなことになりかねません。
そもそも、ソファを部屋に設置するためには、玄関から部屋まで運搬する必要があります。うっかりしてそこまで思いが及ばない人も多いのですが、廊下や玄関など、あまり広くない経路を通さなければなりませんので、注意が必要です。
また、もちろんただソファを置ければいいというわけではなく、ソファが生活導線を圧迫してしまうようなことになったら、快適とは言えません。
つまり、サイズの面で後悔しないソファの選び方は、設置場所、運搬経路、生活導線への影響という3つの面を考慮することなのです。
座り心地をしっかりと確かめる
ソファの選定ポイントの中でも、やはり重要視していただきたいのは「座り心地」です。
ソファには普段使いする家具です。リビングに置くのなら、そこで過ごすリラックスした時間が快適になるようなものであってほしいですね。
ソファのくせに座り心地があまり良くないソファだったら、そんなプライベート時間を台無しにしてしまうかもしれません。
ソファの座り心地を左右しているのは、座面部に使用されているウレタンなどのクッション材です。
私たち匠ソファでは、こだわりの高密度ウレタンを贅沢に使用しています。どれだけ高品質なクッション材を使用しているかということが、そのソファの価値や利便性を決めるといっても言い過ぎではないでしょう。
このため、こうした情報がカタログで説明されていることが多いと思います。
しかし、文字だけで読んでも、実際の座り心地は今ひとつぴんとこないのではないでしょうか。
座り心地をきちんと知るためには、販売店に足を運んで、スタッフに一声かけて、気になっているソファに実際に座らせてもらうようにしてください。
お部屋の雰囲気に合ったカラー・デザインを
ソファ購入の満足度は、機能性だけでなく見た目のイメージによっても決まります。
ソファは快適に使うための家具であるだけでなく、インテリアという感覚に訴えるものであるからです。
特にカウチソファの場合は大型になりますので、その圧倒的な存在感が部屋の雰囲気を決めてしまうことが多いと言えます。
部屋の雰囲気に調和するデザイン・カラーリングの本革カウチソファなら問題ありませんが、部屋の雰囲気にマッチせず、違和感を感じさせるようなものだと、ちょっと困ってしまうでしょう。
せっかくリラックスできる空間でなければならないリビングで、場違いな飲酒を与えるようなソファを置いてしまうと、落ち着くことができません。
そのため、ソファ選びにおいては、設置する予定の部屋の雰囲気に合わせたものを見つける必要があるのです。
ソファの印象はカバーで変えることもできます。カバーのバリエーションはソファによって異なりますので、カタログやホームページに掲載されている写真・画像データを参考にしつつ、販売店で、実際の見た目との微妙な違いを実物で確かめましょう。
オットマンがあるかどうか

カウチソファを買おうと思ったら、「オットマン」の有無についても確認しておきましょう。
オットマンとは、ソファに付随して使用する足置きのようなものです。カウチソファの中には、カウチ部分が独立してオットマンとして使用できるようになっているタイプもあります。
オットマンはソファ本体とつながっているものではなく、独立しています。ソファにくっつけて使用することもできますし、ソファから離して単独でスツールのように使用することもできます。使い方次第でさまざまな場合に便利です。
オットマンの重さは5㎏前後であることが多く、そう重いものではないので、女性でも簡単に移動させることができるでしょう。ちょっとした模様替えを行うにはぴったりです。
オットマンの特徴はカタログなどで確認できますので、気になる方はカウチ部分が独立しているタイプのカウチソファを選びましょう。
コーナーソファとの違いに注意する

カウチソファと似ているソファとして「コーナーソファ」があります。
カウチソファとコーナーソファはまったく異なるソファですから、注意する必要があります。
どちらも「L字型である」という点は同じで、設置場所も同じようなところになると思いますので、どこが違うのかと思う人も多いと思います。
最も大きな違いは、コーナーソファは、上で寝そべることを前提としていないということです。
コーナーソファもカウチソファと同じような使い方をすることができますが、あくまでも用途が異なるソファであり、カウチソファのように快適に横になるようにはできていませんので、混同しないように注意してください。
匠ソファからのアドバイス
ソファメーカーの中には、既存の製品にはない特徴を備えた特注品を用意してもらえるところがあります。
「ちょっとだけ気になる点がある」という場合には、それを実現できるかどうかを問い合わせてみましょう。
本革カウチソファの注意点

本革ソファを買って深い満足感を得るためには、前項で解説したソファ選びが重要です。
そこで、失敗しない本革カウチソファを選ぶためのポイントを解説します。
置くスペースを考慮してサイズを確認する
前項でも解説したように、カウチソファを購入する際には、設置スペースの広さを十分に測り、問題なく置けるサイズのものを選ぶ必要があります。
カウチソファは特に大型で、通常のI字型ソファに対してカウチ部分が突出していますので、設置スペースもそれを考慮しなければなりません。
設置スペースが足りない場合は別のスペースに置くことを検討するか、部屋の中の家具の配置を変えることを検討しましょう。
既存の家具の配置を変えるのは、中に収納されているものを全部出したりする必要があり、かなりの労力を伴いますから、はじめから、最初に決めた設置スペースに収まるサイズのソファを選ぶほうがいいこともあります。
本革は耐久性があるがデリケートであることを理解する
本記事前半でも述べましたが、本革は耐久性の高い素材でありながら、非常にデリケートな素材でもあります。
本革は日光や乾燥、油分の不足などの症状に弱く、ひびわれなどの現象が起きるリスクを高めてしまいます。
そのため、次項で詳しく解説するような定期的なメンテナンスを行う必要であり、そのための本革お手入れ用グッズを用意しておかなければなりあません。
定期的なメンテナンスを怠ってしまうと、耐久力の高い本革でも劣化していくことは避けられないため、大切に扱って使い続けることをおすすめします。
販売店で質問すると、本革ソファの適切な扱い方やメンテナンス方法をスタッフが教えてくれるはずです。 きちんとしたメンテナンスを怠らなければ、何十年も使い続けることができるのが本革ソファの魅力です。しっかりとメンテナンスして長く付き合ってあげてください。
本革お手入れ用のグッズを常備しておく
上記したように、本革カウチソファの日々のメンテナンスには、本革お手入れ用のグッズを常備しておく必要があります。そうしたグッズはソファの販売店で買うか、ネットショップで買うことになると思います。
本格的なお手入れを毎日しなければならないわけではないので、これらグッズのランニングコストはそう大きなものではないはずです。
本革お手入れ用のグッズをソファの近くに置いておけば、ついうっかりお手入れを忘れてしまうようなことを避けられるでしょう。
こまめなメンテナンスを忘れないことが本革カウチソファを長持ちさせるための重要なポイントになので、よほど長期間家を空けるようなことにでもならない限り、月に1~2回のメンテナンスを欠かさないようにしてください。
長く使うためには耐久性も重要
本革ソファは耐久性の高い素材をカバーに使用していますので、きちんとメンテナンスすれば長く愛用し続けることができます。
ただし、長く使い続けることを考えると、カバー素材だけでなくソファの構造の耐久性の点についても考慮する必要があります。
本革カウチソファは、さまざまな素材を使用してソファとしての形を作っています。カバーの本革の質だけがカウチソファの耐久性を実現しているわけではありません。
古くなったソファでも交換できるパーツであれば、交換して、見た目や座り心地を回復させることもできます。しかし交換することの難しい基礎的な部分は、劣化していても修理・交換ができないことになります。
そうした部分が劣化してしまうと、かりに修理できるとしても、大きな修理費がかかることもあるでしょう。それなら新品のソファを購入したほうがいい、と諦めてしまう方も少なくありません。
せっかくの本革ソファですから、経年変化による愛着も含めて、長く愛用したい方が多いと思います。長く使うことを前提に本革カウチソファを購入するのであれば、全体的な耐久性についても考慮してソファの選定をすることをおすすめします。
カバーが交換しやすいほうが利便性が高い

本革カウチソファを購入するなら、カバーを交換しやすい構造のソファを選ぶことをおすすめします。
私たち匠ソファでは、取り扱うすべてのソファが簡単にカバーを交換できる「フルカバーリング」タイプです。
カバー交換ができないタイプのソファでは、汚れたり破れたり柄に飽きたりした場合、カバーを張り替えなければならず、かなりの手間がかかる上、業者でなければ難しいはずです。
カバーリングソファは、ご自宅で簡単にカバーを取り換えられるものです。カバーが傷んでしまったときにはうれしいタイプです。
ソファのカバーを交換すると簡単に見た目の印象を変えることができますので、ちょっとした模様替えの気分を簡単に味わえることがカバーリングソファの魅力と言えるでしょう。
匠ソファからのアドバイス
ソファの修理は、可能な限りそのソファのメーカーに依頼することをおすすめします。
倒産等で受け付けてもらえない場合は修理専門業者に依頼する必要がありますが、その場合は修理費用が割り増しになってしまうことが多いでしょう。
本革カウチソファのメンテナンス ~デリケートな素材を美しく保つ秘訣

本革ソファは本革ならではの高級感と上質な雰囲気をもち、多くの方々を魅了してやみません。しかし、ファブリックなどと比べた場合、本革は非常にデリケートな素材であることから、日頃から適切なお手入れを施さないと、せっかくの美しさが損なわれ、ソファとしての寿命にまで影響が出てしまいます。
そこで、この項では、本革ソファにおいてはなぜメンテナンスが重要なのか、そして正しいお手入れ方法とはどのようなものかということを詳しく解説します。
本革カウチソファはなぜデリケートなのか
本革とは、動物の皮をなめして作られている天然素材です。
人間が化学的な方法によって製造した素材ではないことから、湿度や温度が大きく変化するような環境に対してはセンシティブな影響を受けます。そのような環境に本革ソファを置くと、乾燥やひび割れを起こしてしまうことがあります。
また、本革は油分や水分を吸収しやすい素材であることから、日常的な使用の中では、汚れやシミが付着しやすいでしょう。うっかりしてそれらを付着させてしまうと、なかなか取り除くことができなくなることもあります。
このように、本革は美しく高級感のある素材ですが、それゆえにデリケートで、適切なお手入れが必要なのです。
日々の簡単なお手入れ方法
本革ソファを美しく保つためには、簡単なお手入れを日々行うことが重要です。
まず、ホコリや塵は、溜まってしまう前に取り除きましょう。柔らかいブラシやマイクロファイバークロスを使い、優しく払い落とします。週に一度は、乾いた布でソファ全体を軽く拭き、皮脂や汗などの汚れをこまめに取り除いてください。
ソファの背もたれや肘掛けなど、体が触れる部分は特に汚れやすいので、革専用のクリーナーを薄めて付けたクロスで拭き取り、その後、乾いた布でしっかりと水分を拭き取りましょう。
定期的なお手入れと汚れや傷への対処
本革ソファの定期的なお手入れでは、本革専用の保湿剤やコンディショナーを使ってください。
保湿剤は本革の乾燥を防ぎ、しっとりとした状態を保ちます。コンディショナーには本革の汚れを落とし、柔らかさと艶やかさを保つ効果があります。
これらの製品は、革の種類に合ったものを選び、説明書に従って使用しましょう。
本革ソファに汚れが付着してしまった場合は、早めに対処することが重要です。
飲み物のような水性の汚れの場合は、水で湿らせた布で拭き取り、その後、革専用のクリーナーを使用します。
お菓子や料理など油性の汚れの場合は、まず革専用のクリーナーを付けたクロスで拭き取って汚れを浮かせ、その後、革専用のシャンプーや石鹸を使って汚れを落とし、最後に革専用の保湿剤で仕上げましょう。
傷が付いてしまった場合は、市販の本革補修キットを使用すれば目立たなくすることもできます。補修キットには補色剤や充填剤などが含まれているので、傷の種類に合った方法で修復しましょう。
本革カウチソファのメンテナンスの重要性
本革カウチソファの美しく快適な状態は、適切なお手入れを怠らないことによってこそ、長年保ち続けることができます。本革は使うほどに味わいを増し、経年変化を楽しむことができる素材です。正しいメンテナンスを行うことで、その魅力をより長く楽しむことができるのです。
こうした本革カウチソファのお手入れを、手間がかかって面倒くさいと思う方もいるかもしれません。しかし、ソファメーカーとして申し上げると、本革ソファとは、そうした手間をかける価値のある家具なのです。生活に上質な時間と空間をもたらしてくれる本革カウチソファは、メンテナンスによって日々向き合うことで、愛着の湧く一品となるでしょう。
本革ソファのメンテナンスは、デリケートな素材を美しく保つために不可欠な作業です。日々の簡単なお手入れと定期的なお手入れ、そして汚れや傷への適切な対処で、本革カウチソファの魅力を長くお楽しみください。
匠ソファが提供する高品質な国産本革カウチソファ

本革カウチソファのベストな選択
本革ソファには、リーズナブルなものから高価格なものまで様々な価格帯があり、どれを選べばよいか判断に迷う方も少なくありません。本革はなめし方や仕上げ方によって特性が異なるので、ベストな選択をしようと思うとなかなか難しいものです。
私たち匠ソファでは、イタリア製の高品質な牛革を、日本の優れた加工技術を持つ職人の手で仕上げた本革を採用しています。
この本革は自動車のシート用本革にも使われるほど耐久性に優れたもので、なめし処理から乾燥、塗装まで丁寧に行われています。これにより、美しい仕上がりと心地良い肌触りの本革を提供することができているのです。
国産ならではの本革カウチソファの魅力

私たちは国内のウレタン加工技術を持つ工場と提携し、「感動する座り心地」をコンセプトに、上質な素材と熟練の職人技を駆使したソファを作っています。
私たちの大きな特徴のひとつは、すべてのソファを日本国内で作っているため、繊細な造りとサイズオーダーに対応することができるという点です。さらに本革ソファにおいて重要なメンテナンス性も考慮し、ご家庭でカバー交換ができるフルカバーリング仕様を採用しています。
匠ソファのもう一つの魅力は、本革パーツ以外の修理も国内で行えるという安心感にあります。本革が劣化したり破損してしまった際の張り替えも国内で対応できるため、安心して長く愛用できる、国産本革ソファです。
ラグジュアリーな大型本革カウチソファ

匠ソファでは、大型の本革ソファでも継ぎ目の少ない贅沢な仕立てを提供しています。
一般的な本革ソファでよく見られるのは、1頭分の革を半分にした「半裁革」を使用したソファです。これは広い面では複数の革を継ぎ合わせることになってしまいます。
しかし私たちは、1頭分の革を丸ごと使用する「丸革」からカバーを作っているため、継ぎ目の少ない美しい仕立てを実現しています。

この継ぎ目の少なさが、ソファに圧倒的なラグジュアリー感を与えてくれるのです。
メンテナンス性に優れたフルカバーリングタイプ
匠ソファの本革ソファは、耐久性が高いことも特徴にしています。
本革は長年使用すると色落ちやヒビ割れなどの劣化が起こります。一般的な本革ソファの多くは「張り込みタイプ」のため、メンテナンスの際に高額な「張り替え」が必要となってしまいます。
私たちはお客様がご自身でカバー交換できる「本革フルカバーリングソファ」を提供しています。

このため、本革カバーが劣化したら、新しい本革カバーやファブリックカバーに着せ替えることで、お気に入りのソファを長く使用できます。ご家庭でカバー交換ができるため、工場での張り替えに比べると、圧倒的に手間がかからず、費用も低く済みます。
オリジナルデザインと座り心地へのこだわり
匠ソファでは、常に新しい発想のデザインを追求しています。
家具デザイン界の世界的な巨匠、岩倉榮利氏と、若手の新進気鋭のデザイナー、河田敏宏氏というプロの家具デザイナーを起用し、これまでの市場にはない革新的なデザインオリジナルデザインのソファを提供しています。

こうした革新的なデザインを製品化するためには、高度な製造技術が必要になります。
中でもウレタンはクッションの要であるだけでなく、ソファのボディを覆う「デザインの形状」も担っています。私たちはウレタン加工技術に優れたソファ工房を中心にソファを製作しています。二次元加工によってウレタンを独自の形状に加工できる特殊技術があるため、あらゆるデザインのソファを具現化できます。

また、木枠フレームは飛騨高山の高度な曲木技術を持つ木工メーカーに依頼しています。曲木技術を駆使して、流線形やアール加工など、躍動感のある木枠デザインを具現化することが可能です。

さらに、将来的な本革の劣化を考慮してすべてのソファでフルカバーリング仕様を実現。クッションの耐久性にも優れ、安心して長く愛用できる本革ソファだけを提供しています。
マルチカバーサービスで自分だけの一台を

匠ソファでは、パーツごとにカバーの張地やカラーを指定できる「マルチカバーサービス」を提供しており、ソファ本体や背クッション、座クッションなど、お好みのカラーコンビネーションでオーダーメイドソファを作ることができます。
また、「ワンプライス設定」を採用しており、どの組み合わせを選んでも同一価格でご提供できます。本革とファブリックなど異なる素材を組み合わせることもできるので、ご自分だけのオリジナルソファをお楽しみいただけます。
本革の仕上げの種類
匠ソファでは、3種類の仕上げの本革ソファをご用意しています。
顔料仕上げの塗装革を用いたカウチソファ

合成樹脂を含む塗料で表面を塗装した、シミや汚れに強く、色落ちしにくい本革ソファです。革本来の傷を隠しつつ、色を均一に出せます。スムースレザーと型押しレザーの2種類の顔料塗装仕上げ本革をご提供しています。
アニリンレザーを用いたカウチソファ

染料で染め上げた後、表面塗装を施さずに仕上げた、革本来の風合いを残したソファです。水や汚れには弱く、色褪せや色移りが生じることもありますが、本革ならではの質感と経年変化によるしなやかな馴染みを味わいは捨てがたいものです。原皮から厳選した希少な革を使用し、しっとりと深みのある感触を楽しめます。
セミアニリンレザーを用いたカウチソファ

革らしさを残しつつ、汚れや色落ちを防ぐために薄い塗装膜を施した本革ソファです。アニリンレザーの弱点を改善し、透明感のある美しい仕上がりになっています。染色と塗装を組み合わせ、革本来の質感とメンテナンス性の両立を実現しています。最後に、匠ソファで取り扱っているカウチソファを紹介します。
それでは、具体的に私たちの本革ソファを紹介していきます。
国産ソファ最大級の圧倒的広さ~LAカウチソファ

カウチの幅は最大130cmで製作可能、圧倒的スケール感が魅力でベッドのようにゆったりと寝そべることができる余裕のある広さは忘れられないリラックス感を得られます。
ソファの奥行きが110cmもあるため、ソファの上で胡坐をかいたり横になったりカウチでは贅沢に寝そべったりと、満足できるリラックスタイムを過ごせるでしょう。
また、幅広いアームは立体的に膨らみをつけた高密度ウレタンで覆うことにより、更なるグレード感を演出します。
包み込まれる最高峰の気持ち良さ~LBカウチソファ

ウレタンを混合することによって復元力とホールド力に優れたフェザークッションを実現、浮遊感すら感じられる上質な柔らかさはこれまでのソファの概念を覆します。
幅2m65cm~3m10cmまでをラインナップしており、コンパクトに幅2mでカウチソファを製作したり、ダブルカウチやコーナーソファ製作といった、細かなサイズ別注オーダーも対応しています。
アームテーブル付きのスタイリッシュデザイン~LDカウチソファ

幅の広い流線形アームテーブルとフラット座面クッションのスタイリッシュデザインのソファで、アームから背面に掛けて天然木無垢材を贅沢に使用したL型カウチソファセットです。
縦方向にワンアームソファを置いてコーナーソファセットにすることも可能で、お部屋の広さに合わせてカウチソファとして使うかコーナーソファとして使うかを選択できます。
レイアウトに困らないコンパクトモデル~PGカウチソファ

背面のフェザークッションがふんわりと柔らかく身体を包み込んでくれるため、贅沢で心地良い時間を過ごすことができるカウチソファです。
スリムなアームは木枠の周囲を複数の高密度ウレタンを組み合わせた立体構造で製作するため、細いアームでありながらぶつかっても硬さを感じない安全設計になっています。
脚は高さ12cmのすっきりとしたスチール脚を採用、ソファ下に空間を設けることでより軽快でスタイリッシュな印象を与えます。
※画像はファブリックタイプですが本革仕様に変更可能です。
洗練されたアーバンモダン~PJカウチソファ

デザイナーズソファらしさを感じられるモダンデザインで、リビングでの暮らしをより豊かで贅沢に変えてくれるカウチソファです。
カウチ幅はシングルベッドに匹敵する100cmで、1人で優雅にくつろいだりパートナーと並んで足を伸ばしたり、余裕のある広さで最高のリラックスタイムを過ごすことができます。
姿勢良くくつろげる高品質カジュアル~RX-Dカウチソファ

脚を上げて伸び伸びとくつろげるカウチをプラスすることで、くつろぎの幅がぐんと広がり、きちんと座る方も寝そべってくつろぐ方もどちらでも楽しめるカウチソファとなっています。
本体やクッションにつまみ縫製を施したカジュアルデザインソファですが、デザイン性を持たせつつ快適性も両立するため、身体の触れる箇所にはつまみを付けずに張りのあるウレタンで心地良く仕上げているソファです。
ソファの上でくつろぐカウチソファ~RX-Fカウチソファ

カウチ幅は990mmサイズと1240mmサイズの2種類を用意、カウチの奥行き1740mmもあるためベッド代わりに寝そべるような使い方に最適なカウチソファです。
高密度ウレタンを積み重ねて作られた心地良い弾力を持つハードクッションは安定感があり、上質なベッドで寝ているような寝心地の良さも魅力となっています。
※画像はファブリックタイプですが本革仕様に変更可能です。
匠ソファからのアドバイス
匠ソファのホームページでは、本革カウチソファをはじめとした数多くの商品をラインナップしております。
ご覧になって気になったことがあればお問い合わせしていただいたり、販売店でスタッフに聞いていただくなどしてソファを選定してください。
【まとめ】魅力的な本革カウチソファで快適な時間を楽しもう
本革カウチソファは魅力的なソファではありますが、その本質を知らないと後悔することになってしまう可能性もゼロではありません。
本革の性質とカウチソファの特徴、それらを念頭に置いたうえでソファの選定をしてください。
満足度の高いソファをお探しの方は、「感動する座り心地」と「洗練されたデザイン」を両立したソファや各種家具類を多数取り扱っている匠ソファまで、ぜひお問い合わせくださいませ。
