ソファと合わせてテーブルを検討される方は多いですよね。
百貨店や家具店を見ていると、ソファの前には決まって「リビングテーブル」が置いてあるものです。
そのため、「ソファを買ったらリビングテーブルも買うものだろう」という固定観念のようなものがお客様の頭の中で働いているように思います。
ただ、最近ではソファに合わせるテーブルの考え方も変わってきています。
■「リビングテーブル(センターテーブル)」
⇒ソファの前にセットする、高さ35~40cmぐらいの、比較的大きめのサイズのテーブル。(長方形、正方形、丸など)
■「サイドテーブル/ソファテーブル」
⇒ソファに座りながら使える小さめのサイズのテーブル。高さは座面より約15cmほど高い。
■「LDテーブル(ソファ用ダイニングテーブル」
⇒ソファに座りながら食事や仕事が出来る、ソファ用のダイニングテーブル。座面の高さより約25cmぐらいの高さが目安。
こういったテーブルが人気で、用途によって選ばれるテーブルが変わります。
本記事のテーマは、「ソファに合わせるのはリビングテーブル?サイドテーブル?」です。
これまで主流であった「リビングテーブル」と、最近人気の「サイドテーブル」の違いや、用途、オススメについて解説したいと思います。

目次
テーブルの種類
リビングテーブル

ソファの前にセットする「リビングテーブル」。
「センターテーブル」や「ローテーブル」とも呼ばれたりしますが、呼び方が違うだけでどれも同じジャンルのテーブルです。
横長の長方形や楕円形のデザインが多く、ソファに対して平行に置いて使用します。
天板の高さはソファの座面の高さと近い35~40cm前後のものが多く、ソファからは約30cm~40cm程度離して置きます。
ソファで食事をするには低いのですが、高さを変えられる昇降式のテーブルもあるため、食事もしたいという方はそういった商品も視野に入れて検討されると良いかもしれません。
サイドテーブル

ソファのサイド(横)やソファ前に置く小さなテーブルで、天板までの高さは40cm~60cmのものが多く、「ソファテーブル」とも呼びます。
「リビングテーブル」と違い、ソファの背もたれに深く身体を預けたままでも使用しやすい点や、コンパクトなので移動しやすい点が特徴です。
ソファ前のスペースを開けることが出来るので、ソファ前にラグを敷いて寝転んだり、ソファ前にオットマンを置いて脚を伸ばせるなど、くつろぎの幅が広がります。
用途に合わせて選ぶ
「リビングテーブル」はソファを使っていない方も購入されるため、一般的には「サイドテーブル」よりもリビングテーブルの方が多く使われています。
この章では、ソファを使用していることを前提にした「快適なテーブルの選び方」を紹介します。
ソファで食事も楽しみたい
ソファで食事も楽しみたいという場合、「サイドテーブル」では広さが足りないため選ぶのは「リビングテーブル」になります。

ただし、「リビングテーブル」はソファの座面と同じぐらいの高さの商品が多いため、ソファに座りながらだと前傾姿勢になってしまいます。
食事しづらいと感じられて、ソファから床に降りて食事をされる方も多いのではないでしょうか。
ソファで食事を日常的に楽しみたいという場合には、天板の高さが変えられる昇降式のテーブルを選ぶか、ソファに座りながらでも食事のしやすい高さ60cm前後の「LDテーブル(ソファ用ダイニングテーブル)」を選ぶといいでしょう。
ソファで食事はあまりしない
ソファではなくダイニングテーブルとチェアで食事を摂るという方は、ソファ前に大きなテーブルを置く必要はないかもしれません。

ただし、ソファでくつろぎながら飲み物やお菓子を摘まむことはあると思いますので、テーブルを何も置かないというのも不便な気がしますよね。
そういった時に選ぶと良いのが「サイドテーブル」です。
「サイドテーブル」は「リビングテーブル」よりもコンパクトなため、持ち運びも気軽に行えます。

また、ソファ前のスペースを広く開けることが出来るので、気持ちの良いラグを敷いて寝転んだり、ソファに座りながら脚を乗せられるオットマンを置くことも出来ます。
何となく・・・で「リビングテーブル」を買ってしまう前に
ソファ前に置く「リビングテーブル」はほとんどのメーカーが高さをソファの座面と同じくらいに設計しています。
まずはソファでくつろいでいる姿をイメージしてみてください。
飲み物までが遠い・・・
ふかふかの心地良いクッションに身体を預けてリラックスしている時に、飲み物を飲もうと「リビングテーブル」に置いてあるコップに手を伸ばすと・・・
前屈みになってコップを取ることになります。
一度や二度ならまだしも、2時間映画を見るとなるとその間に何回くらい前屈運動をしなくてはいけないのか・・・。
結果、面倒くさくなって床に降りてしまうという経験は多くの方が思い当たるのではないでしょうか。
天板のほとんどを使わない
「リビングテーブル」の向こう半分はあまり使うことがありません。
以前の応接セットのようなレイアウトであればソファの前に「リビングテーブル」があり、その奥にはまたソファがありました。
ところが、現在は「リビングテーブル」の奥にはソファでは無くテレビが置かれている家ばかりです。
そのレイアウトの中でテレビに背を向けて「リビングテーブル」の奥側に腰を下ろす方は、テレビも見づらくなりますし、ほとんど居らっしゃらないのではないでしょうか。
そして、「リビングテーブル」に置くものとしたら携帯電話、リモコン、飲み物、おつまみぐらいでしょうか。
その程度であれば大体直径50cm程度のスペースがあれば十分置けてしまいます。

そして残りの使わないスペースは郵便物が溜まったりして散らかった状態になってしまうことも・・・。
オットマンと共存が難しい
ソファ前に置くことになる「リビングテーブル」は、ソファのオプションアイテムで人気の【オットマン】と共存することが難しくなります。
オットマンを足置きとして使おうとすると「リビングテーブル」を動かさなくてはなりません。
以上のことより、匠ソファでは「リビングテーブル」より「サイドテーブル」をオススメしています。
「サイドテーブル」のメリットは大きい
「サイドテーブル」をオススメするのは、メリットがとにかく大きいからです。
場所を取らず持ち運びも楽々

「サイドテーブル」は小型のタイプが多く、ソファに差し込んで使うタイプも多くあります。ソファに座りながらテーブルを使えるので、便利なだけでなく、リラックス度が高まります。
また、コンパクトで軽量なタイプが多いので、一人でも持ち運びが可能です。
ソファに深く腰掛けた状態でも使える

ソファはクッションに身体を預けてくつろいで居る時が至福の時間です。
深く座った姿勢のまま手を伸ばすだけでテーブルに届く快適さは、サイドテーブル最大のメリットです。驚くほどストレスを感じません。
オットマンとの共存が可能

「サイドテーブル」はソファ前のスペースを取らないので、オットマンと併せて使うことも問題なく出来ます。
足を伸ばしてのんびりくつろいだまま、手を伸ばすだけで飲み物やお菓子に手が届いたら・・・最高ですね。
部屋を広く使える
「リビングテーブル」はソファとテレビの間(リビングの中央)のスペースを取ってしまいますが、「サイドテーブル」ならその心配もなく、お部屋を広く使うことも出来ます。
リビングのスペースがあまり広く取れないというご家庭には「サイドテーブル」の選択は大きなメリットになります。
匠ソファでおすすめの「ソファテーブル」5選
「国産ソファブランド/匠ソファ」では、ソファと組み合わせて使用するテーブルを「ソファテーブル」と呼んでいます。
どれも個性的で、ソファをより快適にするために開発したテーブルです。
ソファテーブル A

コの字形の差し込みが出来る「ソファテーブル」です。
ソファの本体下に40mm以上の空間があれば差し込み可能で、匠ソファの全ソファに対応しています。
ソファに深くまで差し込めるため背クッションに身体を預けたまま手を伸ばせば届く快適さで、匠ソファで人気NO.1のソファテーブルです。


商品名 | ソファテーブル A |
サイズ | W250 D600 H540 |
カラー(樹種) | ・ウォールナット材(1色) ・オーク材(7色) |
価格 | ⇒詳細はこちら |
ソファテーブル B

正方形の「ローテーブル」はソファ前に置くだけでなく、コーナーソファのコーナーにも使えるテーブルとしてデザインされました。
対角線を繋ぐ特徴的な脚のデザインで、テーブル単体でも存在感を放ちます。


商品名 | ソファテーブル B |
サイズ | W850 D850 H320 |
カラー(樹種) | ・ウォールナット材(1色) ・オーク材(7色) |
価格 | ⇒詳細はこちら |
ソファテーブル C

桐箪笥職人が作る、桐の天板を使った円形のソファテーブルです。驚異の軽さも特徴で、指一本でも持ち上げられるほど軽量です。
三本脚なので半円までソファに差し込むことが出来ます。


商品名 | ソファテーブル C |
サイズ | φ380 H480 |
カラー(樹種) | ・焼き桐/うづくり加工 |
ソファテーブル C | ⇒詳細はこちら |
ソファテーブル D

ソファテーブルCと同じ桐製の「リビングテーブル」です。こちらも驚異の軽さで、動かすのに力がいりません。
移動が楽に行なえるので、一台のテーブルを色々な部屋で使いたい方にもおすすめです。
ソファテーブル E
商品名 | ソファテーブル D |
サイズ | φ650 H350 |
カラー(樹種) | ・焼き桐/うづくり加工 |
ソファテーブル D | ⇒詳細はこちら |

テレワークの需要に合わせて開発された「ソファテーブル」で、ソファの前側に置いて使用します。
天板は幅65cm、奥行き60cmの広さがあり、ノートPCを置いて作業しやすいだけでなく、ソファ用の食卓テーブルとして使用される方が多いです。
持ちやすいサイズなので少しの移動なら気軽に行えます。


商品名 | ソファテーブル E |
サイズ | W650 D600 H600 |
カラー(樹種) | ・ウォールナット材(1色) ・オーク材(7色) |
ソファテーブル E | ⇒詳細はこちら |
「匠ソファ」×「ソファテーブル」の実例をご紹介!
材質・カラーを揃えた「木枠ソファ」×「ソファテーブルA」

差し込みタイプのコの字型テーブル「ソファテーブルA」は、写真のウォールナット材以外に、オーク材のカラーが6色より選べます。

オーク材は、こちらの「NC色」「FO色」「BP色」「WP色」「BKP色」も加えて、「WNP色」(オークのホワイト塗装)が追加となりました。こちらからお好みのカラーで製作することが出来ます。
「匠ソファ」の木枠ソファと同じ工房で製作するので、材質・カラーを合わせて作ることが出来ます。
LD SOFA×ソファテーブルA


「無垢アームテーブル」付きデザインの「LD SOFA」は、ソファに座りながらテーブルが使えるソファです。
ただ、オプションアイテムとして、「LD SOFA」を購入されるほとんどの方は、「ソファテーブルA」も選ばれるのです。
「ソファテーブルA」と「ソファテーブルB」は、「LD SOFA」用のテーブルとしてデザインされたので、セットすると雰囲気が良く合います。
コの字テーブルを奥まで差し込めるので、ソファでゆったりとくつろぎながらテーブルを使うことが出来ます。
ソファに2人で座っても、どちらもテーブルが使えるのが、「LD SOFA」×「ソファテーブルA」の特徴でしょう。


「オーク・NC色」は、オーク本来のナチュラルなカラー。ナチュラルで温かみのあるコーディネートに最適なカラーです。
「オーク・WP色」は、ブラックに近いダークブラウン色の「ウェンジ色」です。モダンな雰囲気には良く合うカラーです。
その他の「木枠ソファ」×「ソファテーブルA」

シャープな木枠フレームソファ「LE SOFA」は、柔らかなクッションに囲まれたデザインのソファです。
写真のように、「ソファテーブルA」を中央に深く差し込めば、テーブルが仕切りとなり、それぞれが自分のスペースを快適に過ごせるようなレイアウトになります。

ローデザインの木枠ソファ「PM SOFA」は、無垢アームが座面クッションより低く設計されています。
お茶を置いたりするなら、座面に近いアームテーブルより、差し込みタイプの「ソファテーブルA」の方が使いやすくなります。
「ソファテーブルA」は座面に差し込むだけでなく、ソファ前に横向けにしておくと、ノートパソコンなどの作業テーブルとしても使えます。
「奥行きの深いソファ」×「ソファテーブルA」

匠ソファのラインナップは「奥行きの深いソファ」「座面の広いソファ」が多いので、ソファに座ったままテーブルが使える、差し込みタイプの「ソファテーブルA」はとても便利です。
コの字型デザインの天板側が長いので、ソファ下に差し込むと、座面の奥までテーブルが届きます。


ラインナップの中で、柔らかなクッションに包み込まれる座り心地の「LB SOFA」を選ばれた方は、「ソファテーブルA」をセットで選ばれる傾向にあります。
「フェザークッション」に囲まれてリラックス度の高いソファなので、あまりソファから動きたくなくなるのが理由です。
心地良いソファに座ったまま「ソファテーブル」を使えるのは、とても快適なのです。
匠ソファ×モダンなデザイン「ソファテーブルC」

匠ソファの「ソファテーブル」の中で、「隠れた名品」と言えるのが、「ソファテーブルC」です。
ブラックスチール脚のモダンデザインで、ソファへの差し込みも可能。テーブル天板は「桐箪笥職人」が作る、「焼き桐の浮造り加工」という風合い抜群の仕上げ。
テーブル周りに淵があるので、飲み物をテーブル上にこぼした時も焦ることがありません。

非常に軽量で、指だけで持てるぐらいの重さです。軽くて安定感があるので、テーブルの移動が簡単で、あらゆる場所に動かして使うことが出来ます。

シンプルなモダンデザインなので、匠ソファのどのラインナップにも合わせることが出来ます。
ソファ周りに一つあると便利な「ソファテーブル」なのです。
以上、「ソファに合わせるはリビングテーブル?サイドテーブル?」という内容でした。
これまでは「ソファの前にはリビングテーブル」というのが一般的な概念でしたが、ソファの「座り心地」にこだわると、ソファに座りながらテーブルを使いたくなります。
また、ソファ前に「オットマン」を置いて足を伸ばしたい場合、ソファ前のスペースは空けておきたいものです。
そういうニーズに最も合うのが、「サイドテーブル」「ソファテーブル」なのです。
是非、匠ソファのデザインと機能性に優れた「ソファテーブル」をご覧になってみて下さい。