ソファにもさまざまなものがあり特徴が異なりますので、何を基準にソファを選ぶべきなのか悩んでしまう人もいると思います。
ソファは大型家具ですので、一度買うとそう簡単に買い替えることも出来ません。
出来ればソファ選びで失敗してしまって後悔するのは避けたいですよね。
本記事では、ソファ選びに失敗しないために、正しく選ぶためのポイントについて解説します。
目次
ソファ選びで失敗するケース
家具の中でも、ソファは買ってしまってから後悔することが多い傾向があります。
何を判断基準にソファを選べばいいかを理解している人は多くありませんので、買ってみて初めて自分が求めていたものではないということに気づくこともあります。
ソファ選びでそんな失敗をしないためにはどうしたらいいでしょうか。
具体的に、どんな失敗をしてしまいがちなのかということで見ていきましょう。
ソファのサイズ選びで失敗する
最もよくあるソファ選びの失敗は「サイズ選び」です。
大きなソファならではの満足感
大きなソファを買うと、それだけ大きな満足度が得られます。
小さすぎるソファは体格が良い人にとっては窮屈でくつろげないことがありますから、なるべく余裕のあるサイズのソファを選べば失敗することも少ないでしょう。そういう意味では「大は小を兼ねる」というのはまんざら間違いではなさそうです。
大きなソファは大人数で一度に座ったり、カウチソファなら寝そべってくつろぐといった小さなソファではできないような使い方ができることも、満足感を高めてくれるでしょう。
しかし、大きすぎることによるデメリットがないわけではありません。
大きすぎるソファのデメリット
大きすぎるソファは生活スペースを圧迫してしまうことになります。
設置するのにそれだけの広さが必要になりますし、生活動線にも影響を与えます。
ソファが大きすぎると、そもそも部屋に搬入できないこともあります。
また、大きなソファは多くの素材を使用しているので販売価格も高くなります。
このような「ソファが大きすぎた」という失敗はよくあることです。
大きなソファは高い満足感を与えてくれますが、生活スペースを圧迫せず、問題なく部屋に運び入れることができることを確認した上で、コストパフォーマンスの面でも問題がないソファを買うのがおすすめです。
ソファの座り心地選びで失敗する
次によくある失敗は「座り心地選び」です。
昨今はネットでソファを購入する人も珍しくなく、そのような場合に特によくある失敗です。
買ったソファをいざお部屋に設置し実際に座ってみると、予想したような快適さを得られずに、失敗したことに気づくわけです。
ソファのメインとなる用途はなんといっても「くつろげること」ですから、座り心地の良さはソファの満足度そのものを左右します。
実際には、ソファの座り心地は使用されている素材や構造によってさまざまな違いを生み出しますし、人によっても好みが分かれます。
そのため「誰もが満足できるソファ」は一概には言えないため、失敗する人も多いのでしょう。
ネットのレビューやカタログのスペックだけで判断してソファを選んでしまうと、期待した座り心地が得られず、後悔することになりがちです。
低品質なソファを買ってしまった
「低品質なソファを買ってしまった」という失敗もよく聞きます。
ソファにも安いものから高いものまでまさにピンキリですが、予算を抑えるために安さだけが魅力のソファを買ってしまうと、最初は「こんなものか」と満足したとしても数年もたたないうちに品質が大幅に落ちたり破損してしまうなど、使い心地の悪いソファになってしまうのは珍しくありません。
「海外製」のソファというとなんとなくブランドがあるように思ってしまいがちですが、主にヨーロッパを中心とした高級ブランドもあれば、東南アジアの生産工場で大量生産している低価格を訴求したリーズナブルなソファもたくさんあります。
また、北欧ブランドではあるのですが、実は生産国は東南アジア製というソファもあります。
海外製だからと安心するのではなく、生産国についても確認しておくことをおすすめします。
お部屋の雰囲気に合わないソファを買ってしまった
「お部屋の雰囲気に合わないソファを買ってしまった」という失敗もよくあります。
ソファは存在感のある家具ですから、どんなソファを部屋に置くかで雰囲気をがらりと変えてしまいます。
部屋のインテリアに合わないソファを買ってしまうと、失敗したと感じる可能性は高くなります。
ソファを機能や品質で選ぶことも重要ですが、お部屋の雰囲気にあったデザインのものを選ぶことも忘れないようにしましょう。
匠ソファからのアドバイス
どんな失敗をする人が多いのかということを把握しておけば、ご自身がソファを選ぶ際に失敗する可能性を抑えることができるでしょう。
ぜひ、失敗しないソファ選びの参考にしていただければ幸いです。
正しいソファの選び方
それでは、後悔しない、「正しいソファの選び方」を解説しましょう。
ソファの構造・パーツで選ぶ
「ソファの構造およびパーツ」で選ぶことです。
まず、ソファがどのようなパーツを組み合わせた構造になっているかということから知っていきましょう。
ソファの骨組み
一般的なソファーは、木製のフレームで骨組みが作られています。
この骨組みを「ウレタンフォーム」という高密度なスポンジ素材でカバーし、ソファの本体部分が作られています。
ばね
上記のソファ本体に衝撃吸収材を組み合わせると、ソファに腰を下ろした際の衝撃が和らげられ、同時に耐久性や座り心地が安定します。
この衝撃吸収材は、「コイルスプリング」「ウェービングテープ」「S字ばね(波型スプリング)」などが使われることが多いです。
座面クッション
座面クッションは、上記の衝撃吸収材の上に置くクッションです。
座面クッションの素材や構造によってソファの座り心地を大きく左右する、ソファパーツの中でも大変重要なものです。
座面に使われるクッションは、最近ではウレタンフォームが主流です。
ウレタンフォームの密度や厚み・硬さや形状で、ソファの座り心地や耐久性能が大きく変わります。
背クッション
ソファの背クッションには、ウレタンフォームやフェザー(羽根)、綿などが使われます。
ソファによっては背クッションにもコイルスプリングが使用されていることがあります。
座面クッションと同じように、ウレタンフォームの密度や厚みで、背にもたれた際の快適さが違ってきます。
背クッションはソファに座ってもたれ掛かった時に気持ち良さを表現するパーツとなりますので、好みの背当たりのソファをいろいろと比較してみてください。
肘掛け
ひじ掛けはソファ本体から繋がる木製の枠とウレタンフォームで構成されています。
ひじ掛けに厚みや高さがあればもたれ掛かるような使い方ができますし、ひじ掛けが低いソファの場合は、寝そべった際に枕の代わりになります。
ひじ掛けはデザインだけでなく、快適さを左右する重要なパーツです。
ソファをどのように使うことが多いかというイメージがはっきりしていてれば、それに適したソファを選べるでしょう。
脚
脚は木製のものと金属製のものがあり、木製の脚はあたたかみがあり、金属製の脚はシャープさとモダンな印象を与えてくれます。
ソファの脚の高さによって、全体の印象や用途も変わりますので、脚も重要なパーツです。
脚が高いソファは軽快な印象を与えてくれたりソファ下の掃除がしやすいというメリットがありますし、脚が低いソファは重厚なイメージを与えてくれたりソファ下を頻繁に掃除しなくてもいいと言うメリットがあります。
ソファの張り地で選ぶ
失敗しないソファ選びの2つ目の方法は、「ソファの張り地」で選ぶ方法です。
どんな張り地があるかということを見ていきましょう。
天然皮革(本革)
天然皮革(本革)はモダンで高級感のある空間を演出できるだけでなく、高い耐久性もあります。
また、表面の仕上げによってはお手入れも簡単になるため、そういった点から選ばれる場合も多いです。
顔料仕上げはお手入れがしやすく、染料仕上げは使えば使うほどこなれた質感になり深みのある色味になっていきます。
ひと口に本革と言っても、希望する用途に合わせて仕上げについても確認しておくことをおすすめします。
合成皮革
本革ではできない加工や着色がしやすく、イメージ通りのカラーやデザインのソファを探しやすくなります。
量産可能なものですから天然皮革より価格は安いです。
お手入れ自体は顔料塗装の本革のように楽ですが、劣化は合成皮革の方が早く進みます。
ファブリック(布)
カラーバリエーションが豊富で、織り方によっても異なる雰囲気を楽しめるので、デザインの選択肢が最も広がる素材です。
水や汚れには基本的に弱いのですが、撥水加工されているものもありますし、近年ではソファから張り地を取り外して洗濯できるカバータイプのソファも増えているので、安心して選ばれています。
ソファのサイズで選ぶ
失敗しないソファ選びの3つ目の方法は、「ソファのサイズ」で選ぶ方法です。
本記事の前半にも書いたように、大きなソファは上で寝転んだり、大人数で座れたりと多彩な使い方をすることができ、団欒を楽しむにはうってつけですが、その反面、部屋に対して大きすぎるものを選んでしまうと、設置する場所に困ったり、搬入が難しかったりするという場合もあります。
つまり、設置と搬入に困らない範囲で、なるべく大型のソファを選ぶと、デメリットを抑えながら最大限のメリットを享受できることになります。
ソファの形状・タイプで選ぶ
失敗しないソファ選びの4つ目の方法は、「ソファの形状・タイプ」で選ぶ方法です。
どんなソファの形状・タイプがあるのかを見ていきましょう。
一人掛けソファ
一人掛けのソファは、ひじ付きのタイプから、リクライニングできるものまでバリエーションは幅広く、用途や機能重視で選ぶ方も多いです。
また、場所所をあまり取らないため、リビングルーム以外の書斎などにも設置することができます。
二人~三人掛けソファ
最もポピュラーなイメージの「ソファ」が二人~三人掛けソファです。
サイズバリエーションも多いので、複数の選択肢からお部屋の広さに合わせて選ぶことができます。
肘付きや肘無し、片肘タイプなどデザインのバリエーションも最も豊富です。
カウチソファ
幅広で、上で寝そべったりすることを前提に作られているソファです。
カウチソファはサイズが大きいものが多いので、一人がけや二人がけに比べると設置場所に困ることもあります。
しかし、大人数でも一緒に座れたり寝転べたりするというメリットは他のソファにはないものであり、家族との団欒の時間を大事にしたい方にはおすすめです。
コーナーソファ
部屋の角に設置することを前提とした、L字型のソファです。
L字の中央に向かって大人数が座ることを目的としたソファなので、来客の多いご家庭におすすめです。コーナー部分(角)はデッドスペースになりがちなので、正方形のローテーブルやオットマンを配置するコーナーソファもあります。
ソファベッド
ソファとしてだけでなく、ベッドとしても使用できるソファです。
この1台だけでソファとしてもベッドとしても使える便利な家具で、客用のエキストラベッドとして使うことができます。
寝室とリビングを兼用にしている方にもおすすめです。
ローソファ
床から座面までの高さが低いタイプのソファで「フロアソファ」とも呼ばれます。
床との距離が近いため、床に座っているような感覚でくつろぐことができます。
また、低いデザインのため空間を開放的に見せるメリットもあります。
オットマン
オットマンはソファそのものではありませんが、補助の役割をする、いわゆる「脚置き」です。
ソファにオットマンを追加すると、脚を伸ばしてリラックスすることができます。
脚置きとしての使い方以外に、ソファから切り離すと一人掛けのスツールとしても使えます。
ソファの使い方で選ぶ
失敗しないソファ選びの5つ目の方法は、「ソファの使い方」で選ぶ方法です。
たとえば「のんびりくつろぎたい」という方には、大型のソファやカウチソファなどがおすすめです。
幅広のソファは窮屈さを感じさせることがなく、寝そべることもできるので、リラックスタイムにもってこいです。
応接間やオフィスなどに設置するなら、あまり派手なものではなく、スタイリッシュで清潔感のあるソファが良いでしょう。
ただしヨーロッパでは来客向けのスペースにカウチソファを置くことは失礼にあたるとされているので、注意が必要です。
床に座って脚を伸ばすという使い方をするなら、ローソファがおすすめです。
このように、どういったソファの使い方をするのかということで、最適なサイズやタイプ、デザインのソファのイメージをかためていってください。
ソファの色で選ぶ
失敗しないソファ選びの6つ目の方法は、「ソファの色」で選ぶ方法です。
ソファの色は機能性に直接影響しませんが、色が人の印象を左右することはあります。
たとえば暖色系(オレンジ・赤系統)のソファを選ぶと、ぬくもりを感じさせたり、エネルギッシュな印象を与えたりする空間を作れるでしょう。
反対に、寒色系(青系統)のソファは落ち着いた空間を引き締めてくれるでしょう。
特に黒いソファは落ち着いたシックな空間を演出してくれます。
また、落ち着いた空間づくりをしたいのなら、床の色と同系色のソファを選ぶのがおすすめです。
アクセントカラーとしてソファを選ぶなら、その色の家具やインテリア小物などを部屋に配することで統一感が出ます。
このように、ソファの色選びはなかなか奥深く、ソファ選びの楽しみとも言えるものです。
色選び1つでお部屋のイメージを大きく変えることができますので、インテリア雑誌やSNSなどを参考にしながら色を選んでみると良いですよ。
まだまだあるソファの選び方
失敗しないソファ選びの方法としては、ほかにも以下のようなものがあります。
「日本製か海外製か」で選ぶ
「どの国で生産されたのか」ということでソファを選ぶ方法です。
昨今、北欧ブランドに人気がありますが、海外のメーカーでも実際に製造しているのは中国やベトナムであることは珍しくありません。
製造コストを抑えるためですが、安価に作ることが最優先されているために品質が犠牲になっているようなものもあります。
また、海外の有名ブランドから輸入するソファは、運送費や関税などが価格に含まれているため、現地で買える価格の倍近くになっていることもあります。
有名ブランドと同じ価格帯で選ぶなら日本製ソファのほうが品質が高いことも多く、日本製は価格が低くても高品質なソファはあります。
海外製のソファはブランド感があり、良いもののように思えてしまいがちですが、必ずしも満足できる品質とは限らないので、品質も確かめながら満足できるソファを探しましょう。
家具の販売会等で選ぶ
家具の販売会では安くソファを買うことができます。ただし、販売会場での割引に目を奪われてしまうことが多いので、冷静に判断することを心がけてください。
会場限定という特別感のある割引を売り文句にしていることが多いので、よく考えずに即決してしまう人も多いようです。
いくらお得に購入できても、いざ使い始めたら座り心地が良くなかったり、すぐにヘタってしまったりするようでは、結果的には損な買い物ということになります。
安易な基準でソファを選ばずに、ご自身が納得できるように比較検討をしてください。
コーディネーターに選んでもらう
最近では、家を新築する際などに専属のインテリアコーディネーターに家具を選んでもらうという人も増えています。
家全体のインテリアをトータルでコーディネートしてもらえるのは、たしかに魅力的です。
ただ、インテリアコーディネーターは「ソファや家具のプロ」というわけではありません。
選ぶ対象になっているソファや家具も、取引可能なメーカーのものに絞られていることが多いです。
ここまで述べてきたように、ソファの選び方は簡単なものではなく、デザインやサイズ感だけで選んで後悔してしまうケースもあります。
また、ソファは毎日使うということもあって他の家具よりも劣化が早いので、品質やアフターフォローなども考慮して選んだほうがいいのです。
ソファを毎日使う方自身が座り心地を確かめ、気に入ったソファを選ぶのが理想です。
コーディネーターにすべて任せず、自分自身の眼でソファを選ぶことをおすすめします。
ネット通販で選ぶ
最近は何でもネットで買うことができ、ソファや家具をネット通販で買う人も増えました。実際に良く売れているようです。
ネット通販サイトの良いところは、購入した人の口コミやレビューが確認できるという点ですが、ソファの場合は、ネットの写真や情報、口コミだけではわからないことがたくさんあります。
最も大切な「座り心地の良さ」「座った時のサイズ感」は、ネットの写真やレビューなどではよくわからないはずです。
ネットで買うことができるのは気軽ですが、ソファは高額商品で長く使っていくものですから、実際に座って試せる方法を選んだほうが、失敗するリスクは圧倒的に低いと言えます。
ソファ選びで気をつけるべきこと
ソファ選びで失敗しないためには、以下のポイントに注意しましょう。
部屋の大きさに注意
ソファの寸法に合わせたスペースがあっても、本当にそれで十分かどうかは、置いてみないとわかりません。
特に、ソファを置いたことによる「生活動線」への影響もよく考えてみてください。
通り道の邪魔になってしまう場所に置いてしまうと、生活が不便になり、満足感は下がってしまうでしょう。
ソファを設置する場所を測る際には、移動の邪魔にならないような「通り道」についても十分考慮してください。
人気ブランド・有名メーカーに惑わされない
「大手のメーカーなら失敗はないだろう」と考えて、人気ブランドや有名メーカーのソファを無条件で信用してしまう人がいます。
私たち匠ソファのお客様の中にも、大手メーカーのソファを購入して失敗した経験のある方はたくさんいます。
ご自身が信頼できるメーカーを見つけて、安心して使える質の高いソファを探し出すことが大事なのです。
お買い得には注意
ソファは安い買い物ではないので、少しでもお得な価格で買いたいと考えるのも無理はありません。
このため、大幅値引きなどの売り文句に惹かれてしまいがちです。
しかしそのソファは本当に「お得」なのか、注意する必要があります。
「在庫が余っているので処分したい」「展示入れ替えで処分したい」「あまり売れないので安くても処分したい」といった販売側の思惑から安売りしていることもあります。
そのソファ自体に惚れ込んでいる場合は、安く買うことができるのはラッキーかもしれませんが、安くなっているのには必ず理由がありますので、それを確認することは忘れないでください。
座り心地や品質はもちろん、アフターフォローなどについてもしっかり確認して購入することをおすすめします。
匠ソファからのアドバイス
ソファにはさまざまな選び方があることをご理解いただけたと思います。
何を重視してソファを選ぶかということは人によって違います。
重視したいポイントが複数ある場合は、優先順位をつけて検討するといいでしょう。
ソファの置き方・レイアウト
次に、ソファの置き方・レイアウトについて解説します。
直列型にソファを置く
ソファー・テーブル・テレビといった、いわば「リビングのメインアイテム」を平行に並べるレイアウトです。
お部屋のスペースを節約したい場合、座る人同士の距離を狭めたい方におすすめのレイアウトです。
ソファに座って食事したりテレビを見られたりする、最もスタンダードなレイアウトです。
対面型にソファを置く
フロアテーブルを間に挟み、ソファに座った人が対面する形のレイアウトです。
オフィスの応接室などをイメージしていただくとわかりやすいでしょう。
このレイアウトは、来客に対応する際には適していますが、リビングなどに適用する場合は、テレビが正面ではなく横にあるため、常に一方に顔を向けることになり、見にくいことがあるかもしれません。
L型にソファを置く
家族やカップルなど親しい人同士で空間を共有するのに適したレイアウトです。
ソファ自体がL字型ならそのまま置けばいいのですが、ひじ掛けがないソファを組み合わせたり、シェーズロングソファを使ってL字レイアウトを作ることもできます。
コーナーににソファを置く
お部屋の角に、コンパクトなソファや1人掛けソファを斜めに置くレイアウトです。
部屋のスペースを広く使いやすくなりますので、子どもを遊ばせるスペースや部屋の中でエクササイズをするスペースをとりたいときにはおすすめです。
ただし、ソファを斜めに置くため角の部分がデッドスペースになってしまうというデメリットがあります。このスペースに観葉植物を置いたりするような解消法もありますので、いろいろ工夫してみてください。
パーソナル型のソファの置き方
1人掛けのソファを配置するというレイアウトです。
ご自身の空間を優先したいという場合にはそのようなレイアウトがおすすめです。
小型のソファを置くことが多いと思いますので、配置換えをしやすいというメリットがあります。
匠ソファからのアドバイス
どのような生活シーンの中でソファを使用するかということによって、ソファの最適なレイアウトは変わってきます。
ソファは移動させるのが簡単ではないので、安易に設置する場所を決めずに、事前によくレイアウトを考えてください。
これからソファを購入しようと思っている方が知っておくべきこと
最後に、これからソファを購入する方に知っておいていただきたいことを解説します。
ソファのお手入れ方法
ソファのお手入れの仕方は、使用している張り地の種類によって異なります。
天然皮革のソファのお手入れ
普段のお手入れは、やわらかく乾いた布でやさしく表面をなでるように拭いてください。
水気のあるものをこぼしてしまった場合はすぐに拭き取るようにし、革を劣化させたりシミのもとにならないように定期的にホコリを掃除機で吸い取りましょう。
長い間お手入れをしていないと生地が硬くなり、ひび割れが起こりやすくなります。
その場合は皮革用のオイルやクリームを塗っておくと長持ちしやすいです。
人工皮革のソファのお手入れ
普段のお手入れ方は、乾いた布や固く絞った布で表面を拭くだけで十分です。
合成皮革の中には酸性やアルカリ性に弱いものがあります。これらを含む製品が付着してしまった場合は、変色や変質、破損につながる可能性がありますので注意しましょう。
ファブリックの場合
普段のお手入れは、ブラシ付きのノズルで掃除機をかけてください。
汗ジミや汚れなどが気になる場合は、希釈した中性洗剤(洗濯用洗剤)を汚れが気になる場所に少量つけ、固く絞った布でたたきながら拭き、よく乾かしてください。
忘れがちな「搬入経路」の注意点
ソファを問題なくお部屋に設置するために、ご自宅の外からお部屋まで運び入れるための「搬入経路」をチェックしてください。
- ソファはエレベーターに入るか?
- 階段などの踊り場でソファを回転させることは可能なのか?
- 玄関の幅と高さはソファが入るのに十分なサイズなのか?
- 廊下の幅はソファが通れる幅なのか?
- お部屋の壁や廊下などソファの通路を妨害するものがないのか?
- 吊り上げ納品の場合、吊り上げが出来る環境になっているのか?
ソファを運んでくれるのはプロの配送スタッフですが、スムーズに搬入してもらうためにきちんと搬入経路の寸法を確認しておきましょう。
不安な場合は必ずショップに相談することをおすすめします。
ソファ選びに成功した人の声6選
最後に、私たち匠ソファの商品を買ってくださったお客様の声を紹介します。
『クッションの配置を変えるだけで自由に色んな座り方ができ、座面も広くなるので、軽く横になる時もベッドとしてゆったりと使えて寝心地も最高です。ウォールナットの味わいも暖かみがあり、ソファを置くだけで部屋がワンランク上の空間になったような気がします。』
『ソファが想像していた以上に部屋にマッチしました。ソファやクッションの色が、明るさでとても変化するのが楽しいです。座り心地が最高です。テレビを観ていても、ついウトウトしてしまいます。いい買い物をしました。また、一目惚れして買ったウォールナットのテーブルも木肌が気持ちいいです。別で買った、飛騨の家具の椅子もウォールナットで揃えましたが、お揃いで買ったかの様にマッチしました。うれしい限りです。』
『くつろぎ・仕事・食事・お昼寝などクッションの位置を変えると色々な使い方ができる万能ソファーです。後ろ姿が格好良くて気に入ってます。』
『表参道でソファを探して家具屋を巡っているときにふと立ち寄ったところ、このソファの座り心地に感動しました。店長さんの熱い思いにも感銘を受けました。このソファに座ってしまうと、他店のソファでは満足できず、購入を決断しました。腰痛持ちにも優しいソファです。長く愛用したいと思います。』
『固すぎず柔らか過ぎずとても座り心地、寝心地?がよく必ず誰かがそこでうたた寝している空間になりました。生地もペットの毛もほとんどと言っていいほどつかないので本当に全てにおいて満足しています。』
『座り心地が良く、イメージ通りで大変満足しています。まさに「くつろぎのスペース」になっています。オットマンも購入して良かったです。大切に使っていきます。』
匠ソファからのアドバイス
ソファメーカーのホームページには、実際のレイアウト例が掲載されていることも多いと思います。
イメージを固めるために参考にしてみてください。
まとめ:後悔しないようにソファ選びは入念に検討しよう
ソファはひとつの基準で選べるものではなく、さまざまなポイントを吟味し、総合的に判断して選ぶことが重要です。
安くない買い物ですから、後悔するようなことのないように入念に検討し、わからないことがあれば販売店のスタッフに確認してみましょう。判断材料を十分に集めてから、購入するソファを選んでください。
満足度の高いソファをお探しの方は、「感動する座り心地」と「洗練されたデザイン」を両立したソファや各種家具類を多数取り扱っている匠ソファまで、ぜひお問い合わせくださいませ。