ソファの中でも、リラックスすることに重点を置いた作りになっているものが「カウチソファ」です。
カウチソファの中にもいろいろなタイプがあり、大型のものから小ぶりなものまで多くの選択肢があります。
「大型」のカウチソファにはどのような魅力、メリットがあるでしょう。
本記事では、大型カウチソファを選ぶメリットについて解説します。
目次
大型ソファのメリット
カウチソファに限らず、「大型ソファ」には、大型ならではのメリットがあります。
具体的にどのようなメリットがあるのか見ていきましょう。
ゆったりとくつろげること
大型ソファのメリットの1つ目は「ゆったりとくつろげる」ということです。
幅の狭い1人掛けソファは、座る人の体型によっては窮屈に感じてしまうこともあります。
1人掛けには当然2人以上が座ることはできないので、家族が多かったり来客が来たりしたときには、誰がそこに座るのかという問題も起きてしまいます。
大型のソファがひとつあれば、複数人が座ってもゆったりくつろぐことができるでしょう。
どのようなソファを選ぶべきかということは、どのような使い方を想定するかということにつながりますが、大人数でくつろぎたいのなら、大型のソファを選ぶことをおすすめします。
家族全員で座れること
大型のソファのメリットの2つ目は「家族全員で座れる」ということことです。
多くの家庭では、テレビの前にソファを置いてくつろぐという使い方をしています。
その場合、何人もの家族がソファに座るシーンがあるはずです。
そんなとき、ソファの幅が狭いと窮屈な思いをしてしまうことになり、せっかくの家族団らんも楽しめないかもしれません。
ソファが大型のものなら、家族が何人も座っても窮屈ではありません。テレビを見ながら快適な時間を過ごせるでしょう。
さらに大型のカウチソファなら、小さい子どもがその上で遊んだりするのにも最適です。
家族での時間を快適に過ごすことができる家具として、ソファが大型であることはとても理に叶っています。
お客さんが大勢来ても大丈夫なこと
大型ソファの3つ目のメリットは「お客さんが大勢来ても大丈夫」ということです。
家に友人を招いたとき、小さなソファしかないと座れる人数が限られてしまい、せっかくのソファに座ってもらえないかもしれません。複数の友人が訪ねてきてくれたときなどは、誰かがソファに座れないということになり兼ねないのです。
そんなとき、大型のソファなら多くの人が一度に座ることができます。来客数が多くても問題なくソファでくつろいでもらえるでしょう。
大人数の来客を招くことが多いご家庭なら、ぜひ大型ソファを選んでいただきたいと思います。
ベッド代わりにすることもできること
大型ソファのメリットの4つ目は「ベッド代わりにすることができる」ということです。
幅や奥行きの狭いソファは横たわるという使い方には向いていません。
大型ソファは横たわることもできる余裕のある作りなので、ベッド代わりにすることもできます。
テレビを見ながらソファの上で寝そべったり、泊まりの来客があったときにはエキストラベッドのように活用することもできます。
お部屋に高級感をもたせられること
大型ソファのメリットの5つ目は「お部屋に高級感をもたせられる」ということです。
大きなソファには、そのスケール感からも、高級感を演出する効果があります。
お部屋に合っていない小さなソファは存在感が薄い印象になりがちですが、大型のソファがある部屋は、その存在感でより高級感のあるお部屋を演出してくれます。
お部屋のインテリアグレードを引き上げるには、存在感のある大型ソファを置いてみるのが近道になるかもしれません。
また大型ソファの中でも、カウチソファはモダンでラグジュアリーな印象を与えるものが多いです。
さまざまなスタイルや色、素材のバリエーションもあり、自分の好みやインテリアに合わせて選ぶことができます。
リビングなどのインテリアの中でもひときわ大きな存在感をもつ、美しいアクセントとなるでしょう。
匠ソファからのアドバイス
大型のソファが置いてあるとお部屋のグレードが上がりますが、もちろん他の家具や壁紙などのインテリアとの相性にも気を配る必要があります。
また、大きさについては生活動線を確保した上で、なるべく大きなサイズのソファを選ぶようにしましょう。
大型ソファのデメリット
上記のように大型のソファには大型ならではのメリットがありますが、逆に大きいことでデメリットになることもあります。
具体的にどのようなことがデメリットになるかを解説します。
値段が高いこと
大型ソファのデメリットの1つ目は「値段が高い」ということです。
ソファは大型になるほど高額だとは限りませんが、同じグレードのソファで比べるかぎり、小型のものよりは大型ソファのほうが価格は高くなります。
大型である分、使用する素材の量も多くなることが、大型のソファが高額になる理由です。
価格の差はソファによっても違いますが、大型ソファを購入しようと思ったら、それなりの予算がかかることは念頭に置いてください。
搬入に手間がかかること
大型ソファのデメリットの2つ目は「搬入に手間がかかる」ということことです。
ソファに限りませんが、大型の家具はどのように部屋に運び入れるかということを考えなければならない場合があります。
搬入経路が狭すぎるために、せっかく買ったソファを部屋に入れることができなかった、というケースも実は珍しくないのです。
パーツごとに分解できる家具ならいいのですが、ソファの場合はパーツごとに分解することが難しい場合が多く、完成形のままお部屋に入れなければなりません。
そんなことにならないように、搬入経路の寸法とソファの寸法をよく測っておくことが必要です。
逆に言うと、搬入経路によって、購入できるソファのサイズが限定されてしまうことがあるということです。
お部屋のスペースを占有すること
大型ソファのデメリットの3つ目は「お部屋のスペースを占有する」ということです。
大型のソファに限らず、ソファというものは家具の中でも大型の部類に入るものですから、置いてみるとかなりの存在感を主張し、お部屋のスペースを占有することになります。
あまり広くないお部屋だったり、すでにさまざまな家具があるスペースに大型ソファを置こうとすると、お部屋の空きスペースが狭くなって、通り抜けることもできなくなるようなこともあります。
置ける家具が限定されるようなスペースしかない場合は、お部屋をコーディネートするための選択肢が限られてしまうのはしかたのないことです。
お部屋のスペースを占有してしまう大型ソファは選択肢から外さなければならないこともあるでしょう。
お部屋に圧迫感が生まれること
大型ソファのデメリットの4つ目は「お部屋に圧迫感が生まれる」ということです。
上記したように、大型の家具であるソファはお部屋の中で存在感を主張します。大型ソファなら、なおさらお部屋の印象を大きく左右することになるでしょう。
お部屋のサイズや、ほかにどんな家具を置いているかということにもよりますが、ソファの印象が強すぎて、お部屋に圧迫感を与えるケースもあると思います。
圧迫感を与えるほどの大型ソファは、そのお部屋での過ごし方に大きく影響することもあるでしょう。
生活動線が圧迫されること
大型ソファのデメリットの5つ目は「生活動線が圧迫される」ということです。
大きな家具を置くと、生活動線がその分圧迫されることになります。
特に部屋の中央に置くことが多いソファは、それが大型であるほど、近くを通る際に邪魔になることもあり、不便な思いをすることもあるかもしれません。
お部屋が小さいとなおさらで、ちょっとした拍子にぶつかったり、ものを落としたときに拾いにくかったりすることで、生活が不便になってしまうかもしれないことは、大きなソファのデメリットになります。
匠ソファからのアドバイス
大型ソファを選ぶなら寸法をきちんと測っておくことが重要です。
設置箇所との相性をきちんとシミュレートして、大きすぎることがデメリットになるかどうかを把握しておきましょう。
大型カウチソファをお部屋に搬入するコツ
前項にも書きましたが、大型ソファを搬入する際には、かなり手間がかかることがあります。場合によっては、せっかくのソファが部屋に搬入できないかもしれません。
そこで、大型カウチソファをお部屋に搬入するコツについて解説します。
搬入経路の寸法はしっかり測っておこう
大型のカウチソファをトラブルなくお部屋に搬入する前に、搬入経路の寸法をしっかり測っておくことを忘れないでください。
配送スタッフは搬入に関してプロですから、通路の幅に対して、ソファの幅が最も狭くなるような持ち方で運び入れてくれます。
中でも重要なのは、ソファが通過する搬入経路の「高さ」です。
たとえばエレベーターに乗せるとき、室内の廊下で曲がるときには、スタッフは必ず「立てた状態」でソファを持つでしょう。
このとき注意すべきなのは、その「高さ」とはソファの幅ではないということです。厳密に言うと、「ソファの幅と奥行きに対する対角線の距離」がソファを立ち上げるのに必要な「高さ」になります。
搬入前に経路寸法を測っておきましょうと書きましたが、場合によっては搬入経路から考えなければならないこともありますから、心配なときは、あらかじめ「間取り図」「搬入経路の写真」などを用意していショップのスタッフに相談しましょう。
他の家具は移動しておこう
大きなソファを搬入するにあたっては、搬入経路にある家具を移動しておくこともおすすめです。
大きな家具を運ぶ際には、どれだけ気を付けて搬入しても周囲にぶつかるリスクはゼロではありません。
大切な家具やインテリアを傷つけないためには、搬入前に動かせるものであれば安全な場所に移動させておくこともおすすめです。
必要な場合は吊り上げ業者に依頼しよう
ソファを運び入れるお部屋が戸建ての二階以上にある場合、吊り上げてベランダから搬入しなければならないこともあります。
吊り上げでの搬入が必要だと判断される場合には、販売店の側で人力での吊り上げかクレーン車を手配するかの判断をしてくれることが多いです。
尚、クレーン車を手配する場合には、事前に現地調査してもらうことが必要になります。
ソファの配送料とは別に吊り上げの作業費用も発生しますので、費用面では少し割高になることを覚悟する必要があります。
ソファを吊り上げで搬入しなければならない可能性があるときは、事前に販売店側ときちんと話し合って確認しておきましょう。
匠ソファからのアドバイス
匠ソファでは必ず専門の配送業者を手配してソファの搬入を行うので安心なのですが、もしECサイトなどでソファを買われて専門のスタッフではなくお客様がソファの搬入を行うような場合には、必ず複数人で作業してください。
慣れていない方が大型ソファを搬入するとケガをしたり事故を起こしてしまうリスクがありますので、いざというときに助けを呼べる人を確保するという意味もあります。
大型ソファを買う前に知っておくべきこと
次に、大型ソファについての基本的な知識について解説します。
大型カウチソファのサイズはどれくらい?
日本国内で販売されているソファは、幅180cm以下のコンパクトなサイズのものが多くを占めています。
これは日本の住宅事情で大きなソファを置けなかったり、そもそも搬入するのが難しいということが理由になっていると思われます。
とはいえ、3人以上で座れるような大型のソファもあり、中には横幅が200㎝を超えるソファもあります。
どのくらいのサイズが大型ソファかという定義は特にありませんが、横幅が200㎝を超えるソファは大型ソファと言ってもいいと思います。
適している部屋の広さはどれくらい?
まずお部屋が6畳間しかない場合は、あまり大きいソファは置けません。お部屋に出入りするためのドアの開閉スペースまで考えると、大型ソファではなく、一人掛けソファのほうが適しているでしょう。
お部屋が10畳あった場合も、ソファ以外の家具がいろいろある場合は、大型カウチソファを置くと想像以上に狭くなってしまうでしょう。この場合、2人掛けソファが適していますが、多少狭くなっても良い場合は3人掛けソファも置けると思います。
10畳より広い部屋なら、3人掛けや大型カウチソファを置いても動線の邪魔にならず、快適に使えることが多いと思います。
広いお部屋なら、2人掛けソファを複数配置するレイアウトも考えられます。
おすすめのレイアウトはどんな内容?
大型ソファにはさまざまなレイアウト方法があります。
フロアテーブルを挟んで対面でソファを設置すれば、大人数でも会話したり食事したりするのには適していますので、応接室のように来客を意識する使い方の場合にはおすすめです。
ただ、テレビの正面に座ることを想定していませんので、ゆっくりくつろぎたいという使い方にはあまり向いていないでしょう。
では、コの字型のレイアウトはどうでしょうか。
これは大人数でも近い距離で座ることができ、大家族の方におすすめのレイアウトです。
L字型のソファなら部屋の角に合わせて設置できるので、必要なスペースを最小限におさめられます。
家族構成やほかの家具との兼ね合いなどを考慮して、ご自宅に最適なレイアウトでソファを配置してください。
匠ソファからのアドバイス
ソファメーカーのホームページには、さまざまなレイアウト例が写真で掲載されているでしょう。
またインテリア雑誌などの写真も参考になると思います。
自宅に置くならどういう置き方が適しているか、どんな印象になるかといったことをよくイメージしてみてください。
匠ソファおすすめの大型カウチソファ
私たち匠ソファでは、大型のカウチソファを数多くラインナップしています。
ここで、私たちの手掛けたカウチソファの特徴を解説していきましょう。
LAカウチソファ
カウチの幅は最大130cmと圧倒的スケール感があり、国産ソファで最大級の圧倒的な広さが魅力のソファです。
「ワンアームソファ」と組み合わせると総幅は最大330cmにもなり、かつてないスケール感のL型カウチソファセットになります。幅広いアームデザインも相まってワンランク上のプライベート空間を演出できます。
ソファの奥行きは110cmあり、あぐらをかいたり、横になったり、寝そべったり、思い思いのスタイルで充実したリラックスタイムを満喫できるカウチソファです。
LBカウチソファ
まるでクッションに吸い込まれるような柔らかさを実現したカウチソファです。包み込まれるような最高峰の気持ち良さが最大の特長です。
ウレタンを混合した復元力・ホールド力のあるフェザークッションを採用しており、贅沢なリラックス時間を楽しんでいただけるカウチソファです。
LDカウチソファ
幅広い流線形のアームテーブル、フラットな座面クッションのスタイリッシュデザイン、アームから背面に掛けて天然木無垢材を使用しているL字型のカウチソファセットです。
大型ではあってもすっきりとしたシルエットで圧迫感がなく、お洒落なリビングを演出してくれます。
PJカウチソファ
スタイリッシュなデザインとスケール感で高級感ある空間を演出できるカウチソファです。
奥行きが深く、デザイナーズソファらしさを感じられるモダンなデザインが、リビングでの暮らしを贅沢なものにしてくれます。
脚部はアルミ鋳物製で、その光沢もアクセントになってエレガントな印象を与えてくれます。
RX-Fカウチソファ
ソファの上でくつろぐ贅沢がさらに快適になるカウチソファセットです。
カウチの幅は、広々とした990mmサイズと、さらに広い1240mmの2種類があります。どちらも一人で寝そべるには余裕のある広さで、大人が寝転んでもまったく窮屈さを感じさせません。
高密度ウレタンを積み重ねて作られた心地良い弾力を持つハードクッションは安定感があり、上がり込んだ際にスムーズに体勢を変えられます。
まるで上質なベッドで寝ているような寝心地の良さも魅力のカウチソファです。
RX-Dカウチソファ
本体やクッションにつまみ縫製を施したカジュアルなデザインで、個性的な表情を見せる商品です。
デザイン性を持たせつつも快適性を両立するため、身体の触れる箇所にはつまみを付けずに張りのあるウレタンで心地良く仕上げています。
クッション表面にフェザーを採用しているので、ふんわりと柔らかな気持ち良さを感じることができます。さらにクッションの芯に硬めの高密度ウレタンを使用しているため、しっかりとした安定感もあり、沈み込み過ぎることなく座れるカウチソファです。
匠ソファからのアドバイス
大型カウチソファには、カタログスペックの数字だけでは表現できない魅力があります。
ぜひ販売店やショールームなどでそのサイズ感を体感してください。
まとめ:大型カウチソファはメリット豊富!その魅力を体感してください
大型のカウチソファは、搬入する際の手間などを考えて敬遠してしまう人もいるかもしれませんが、大型ならではのさまざまなメリットがあります。
ひと口に大型カウチソファと言っても、さまざまな製品がありますので、気になるカウチソファがあれば実際に販売店で座り心地やサイズ感を体感してみてください。
満足度の高いソファをお探しの方は、「感動する座り心地」と「洗練されたデザイン」を両立したソファや各種家具類を多数取り扱っている匠ソファまで、ぜひお問い合わせくださいませ。