ソファ一覧 特徴 スタイルから選ぶ 店舗情報 TOP

商品情報

ソファ ファブリック & 本革 替えカバー ソファテーブル ダイニングチェア ダイニングテーブル テレビボード ラグ

店舗情報

匠ソファ 東京青山店 匠ソファ 京都本店

お問い合わせ

takumi sofa craftsmanship

ソファに座る猫" alt=""/>
COLUMN

猫の爪とぎ対策ができるソファとは?

猫は家の中のあらゆる場所で「爪とぎ」をします。ときにはソファがそのターゲットになることもあるでしょう。
お気に入りのソファで爪とぎされてボロボロにされてしまったら、修繕するのに手間とコストがかかって困りますね。

本記事では、猫の爪とぎから大切なソファを守るための方法について解説します。

猫がソファで爪とぎをする理由

爪をとぐ猫

そもそも猫はなぜソファで爪とぎをしてしまうのでしょうか。

その習性を知って、ソファで爪とぎされないような最適な対策を模索しましょう。

爪のお手入れをするため

猫がソファで爪をとぐ理由の1つ目は「爪のお手入れをするため」です。

爪は、元来、狩猟動物だった猫の「武器」でもあります。今では飼い猫になっているとはいえ、本能的にその武器を良い状態を保とうとする習性があります。

猫を飼っていると、床に抜けた爪が落ちているのを見かけたことがあると思いますが、あれは爪の表面の古い「さや」のような部分です。

爪をとぐことによって古い「さや」を剥がし、狩りをするための鋭い状態の爪を露出させているわけです。

また、家の中で暮らしている猫にとっては、カーペットのような爪がひっかかりやすいところでも安全に動けるように、伸び過ぎてしまった爪をケアしている、という意味もあります。

猫は家の中のお気に入りの場所で爪とぎをしていますが、ひとたびソファがそのターゲットになって味をしめてしまうと、またソファで爪の手入れをしたいと思うようになるのではないでしょうか。

まったく困ったものですが、猫にとっては爪とぎは後述のとおり「ストレス発散」の方法でもあるため、無理に控えさせることは完全には難しいでしょう。

マーキングをするため

猫がソファで爪をとぐ理由の2つ目は「マーキングをするため」です。

動物のマーキング行動としては、犬が散歩中に電信柱におしっこをかけるのが代表的です。実は猫の爪とぎも、それと似たような行動原理に基づいているのです。

猫の肉球には、強い臭いを放つ「臭腺」という器官があります。爪とぎをすることによって対象に臭腺の臭いをつけることで、そこが自分の縄張りであることを猫は主張しているようです。

どのみち飼い猫なのですから、家の中で縄張りを主張しても本来の意味はないのに、と人間は思いますが、これも野生の頃の習性の名残りと言えるでしょう。

爪とぎをした爪跡にも、同じように自身の縄張りであることを意味します。

壁や柱のような垂直なもので爪とぎをする場合は、できるだけ背伸びをして高い位置に爪とぎマーキングをすることで、「自分は大きいんだ、ケンカだって強いんだ」とアピールしているのです。

ソファで爪とぎする場合、座面で行うことが多いと思いますが、背の高いソファや、子猫の場合には、側面部分で爪とぎすることもあると思います。

ストレスを発散するため

猫がソファで爪をとぐ理由の3つ目は「ストレスを発散するため」です。

気分屋さんの猫たちは毎日好きなことをして生きているように見えますが、そんな猫にだってストレスがあり、爪をとぐ行為によってそれを発散し、リラックス・気分転換しているようです。

たとえば馴染みのない来客があったり、何か遊んでいても思い通りにならなかったりするときには、バリバリと爪とぎをすることによって気分を切り替えようとしているのかもしれませんね。

また、寝起きの気分をリフレッシュする際にも爪とぎをしている姿を見ることができます。

もしソファでばかり爪とぎをする猫がいる場合は、ソファという空間がリラックスしやすい状態にあって、そこで爪とぎをすることによってリラックス効果をより高めようとしているということかもしれません。

猫のストレスの感じ方は飼育環境などにによって異なりますから、爪とぎを行う頻度は、どれだけ猫がストレスを感じやすいかということで大きく左右されるでしょう。

飼い主にかまってほしいとアピールするため

猫がソファで爪をとぐ理由の4つ目は「飼い主にかまってほしいとアピールするため」です。

飼い主がいるそばや、飼い主が爪とぎを禁止している場所でわざわざ爪とぎしてみせる飼い猫がいます。

もしかしたら、それは飼い主に「かまってほしい」「遊んでほしい」とアピールしている行為なのかもしれません。

その場合には、できるだけ遊んであげましょう。

前項に書いたように、猫の爪とぎにはストレス発散という意味もあるので、飼い主に猛アピールしている猫を無視してしまったら、余計にストレスを溜め込んでしまう可能性もあります。

人間においてストレスが万病の原因になるのと同様、猫にとってもストレスは決して良いものではなく、適度に発散させてあげる必要があります。

飼い主に対してアピールしているということは、猫にとって飼い主が大切な存在であるということですから、近くで爪とぎしてアピールしていたら、遊んで気分をリフレッシュさせてあげましょう。

ソファが爪とぎしやすい環境にあるため

猫がソファで爪をとぐ理由の5つ目は「ソファが爪とぎしやすい環境にあるため」です。

猫は、どこでも爪とぎさえできればいいと思っているわけではなく、できる限り爪とぎするのに適した状況で爪をといでいます。

残念ながら、ソファもそのひとつなのです。

猫は、ほかにも家の柱や畳のように、適度に爪が引っかかって爪のお手入れができ、ストレス発散もできる環境で爪とぎをするのが大好きです。

そこで爪とぎをした満足度が高いと、「またあそこで爪とぎしたい」という欲求を高めることになってしまいます。

もし、ソファで猫が頻繁に爪とぎしてしまう場合は、そのソファが猫にとって爪とぎするのにとても適した環境と評価されている可能性が高いです。

そのような場合、他に爪とぎできる環境や方法があっても、ソファでの爪とぎを優先してしまうかもしれません。対策は簡単ではありません。

匠ソファからのアドバイス

猫の行動に不安な点を発見したら、動物病院やペットトレーナーなどの専門家に診せて、アドバイスを得てください。
ソファの爪とぎ対策についても、トレーナーの助力を得るケースがあります。

猫の爪とぎ対策

対策

前項で、猫にとって爪とぎが重要な行動であることを説明しました。

とはいえ、だからといって自宅のソファをダメにされてしまうのは見過ごせませんね。

飼い猫にソファを傷つけられないようにするにはどんな対策があるでしょうか。

爪とぎ用グッズを用意してあげる

爪とぎに寝る猫

猫にソファで爪とぎさせない対策の1つ目は「猫の爪とぎ用のグッズを用意する」という手段です。

ペットショップに行けば、さまざまな猫用グッズが販売されており、中には爪とぎをしやすい素材で作られているグッズがあります。

猫が「ここは爪とぎしやすい」と感じる場所があれば、わざわざソファを爪とぎ用の場所にしなくても、快適に爪とぎしてくれるかもしれません。

爪とぎ用のグッズは、板状の簡易的なものから、キャットタワーの一部に爪とぎしやすい部位を設けているものなど、さまざまなタイプの商品があります。

ホームセンターでも売られていますし、最近ではネット通販でもいろいろな爪とぎ用グッズを買うことができます。

猫が思う存分、爪とぎしやすい環境を整えてあげることにより、爪とぎ用の場所としてソファを使わせないようにして、ソファをダメージから守りましょう。

爪とぎの場所の環境を改善する

猫にソファで爪とぎさせない対策の2つ目は「爪とぎの場所の、環境を改善する」という手段です。

猫は、おそらく、できるだけ快適な環境で爪とぎをしたいと考えています。

前項で説明した爪とぎグッズをいくら設置しても、そこが飼い猫にとって快適な環境でなければ、爪とぎはしてくれないでしょう。

たとえば十分な広さがなかったり、近くに苦手なにおいのものがあったりすると、猫はそこで爪とぎをしようとしません。

その代わりに、快適なソファで爪とぎしてしまうのです。

ソファから猫を遠ざけたいのなら、猫に爪とぎしてほしい場所を快適な環境に整えてあげる必要があるでしょう。

爪とぎ用グッズを置いても猫が爪とぎしてくれない場合は、そこが猫にとって不快な環境になっていないかを確認し、その環境を改善して、猫にとって快適な空間に仕上げてあげてみましょう。

猫の爪切りを頻繁にやってあげる

猫にソファで爪とぎさせない対策の3つ目は「爪切りを頻繁にやってあげる」ことです。

ペットショップには猫用の爪切りが売っています。猫の爪をそれで頻繁に切ってあげれば、猫がお手入れのために爪とぎをする頻度は下がるでしょう。

とはいえ、爪切りを嫌がる猫もいます。子猫の頃から爪切りをしてあげることを習慣にしていれば、成猫になっても大人しく爪切りをさせてくれます。

爪を切っておけば、かりに爪とぎをされてもソファが傷つくリスクを少し抑えられます。爪切りは端的にメリットが大きいです。

また、動物病院でも診察のついでに爪切りをしてくれるところがあります。

猫の爪を切ったことがなく、不安な方は、動物病院やトレーナーに相談して、上手な猫の爪切りのコツを伝授してもらいましょう。

猫用の爪キャップをつけてあげる

ネイルキャップ

猫にソファで爪とぎさせない対策の4つ目は「ネイルキャップをつける」という方法です。

ネット通販などには、猫の爪用グッズとして「ネイルキャップ」というものが売られています。

これは、猫の爪にはめるキャップで、接着剤で猫の爪に定着させる仕組みです。

このキャップをはめると、猫の爪でソファや家の柱などを傷つけらることを避けられます。

ただし、猫によってはこれがストレスになることがあります。

何度も書くように、猫の爪とぎはストレス解消の手段でもありますから、爪とぎができなくなるネイルキャップを装着されることは、猫に大きなストレスを与える可能性があります。ネイルキャップを使用するときは、猫の様子をよく確認してください。

猫のストレスを発散させてあげる

猫にソファで爪とぎさせない対策の5つ目は「猫のストレスを発散させてあげる」ことです。

猫のストレスを存分に発散させてあげれば、ストレス解消行為である爪とぎをやめさせることができるかもしれません。

室内飼いしている猫は限られた空間の中でしか動く場所がないので、ストレスを感じやすくなっていることがあります。思いっきり遊ばせてあげることが重要です。

皆さんの家には猫のおもちゃがたくさんあると思います。猫のお気に入りのおもちゃで、思いっきり遊んであげてください。

最近では、猫が一人遊びできるような電動のおもちゃもあります。猫が家で留守番をしていることが多いご家庭なら、そういうおもちゃを与えるのも効果的です。

ストレスは猫にとって不健康ですので、おもちゃで遊べる状況を作ることは爪とぎ対策になると同時に、猫の健康のためにも良い効果をもたらすでしょう。

爪とぎ対策用のカバーをソファにかぶせる

猫にソファで爪とぎさせない対策の6つ目は「猫の爪とぎ用のカバーをソファに被せる」という方法です。

どうしても猫がソファで爪とぎするのをやめさせられな場合は、ソファカバーをかけて守るという方法があります。

カバーをかける方法のメリットは、爪とぎでカバーが傷ついても、買い替えるだけで原状回復できるということです。

ソファを修復したり買い替えたりするのに比べれば、カバーの代金はずっと安いはずです。最小限の費用でソファを爪とぎから守れるでしょう。

猫にとっても、好きなだけ爪とぎができるのでストレスを溜め込まずに済み、手軽に爪とぎ対策ができます。

猫対策になるスプレー等を使用する

猫にソファで爪とぎさせない対策の7つ目は「猫対策になるグッズを使用する」ことです。

ホームセンターなどに行くと、猫が嫌がる成分を含んだスプレーを売っています。これを使用すると、猫がその場所に近づかなくなるという効果を発揮します。

この製品の目的は、野良猫がベランダなどに侵入してオシッコをするのを防止することにありますが、飼い猫にももちろん効果があります。これをソファにスプレーして、近寄らないようにすることで、ソファでの爪とぎをやめさせることができます。

ただし、むやみにスプレーしまくると飼い猫の行動範囲を狭めてしまうことになり、猫に大きなストレスを与えた結果、ほかの家具や柱などが新たな爪とぎのターゲットとなって被害を受ける可能性もあります。

こうしたグッズを使用する場合は、猫にストレスにならないように考慮し、ソファを守る効果があるかどうかをよくチェックしてください。

猫用のソファやクッションを買ってあげる

猫用クッション

猫にソファで爪とぎさせない対策の9つ目は「猫用のソファやクッションなどを買ってあげる」という方法です。

猫にとってソファが爪とぎしたくなる環境であるなら、いくら爪とぎしてもいい猫専用のソファやクッションを買ってあげ、人間のソファと区別させることができるかもしれません。

ディスカウントショップで売っている安いクッションでも、猫が気に入ってくれれば、手軽にソファを爪とぎから守れるでしょう。

猫がどんなクッションを気に入るかということは、猫の気分次第ですからわかりません。しかし猫にとっても快適な爪とぎ空間を作ることができれば、ストレスを溜め込ませずにソファを爪とぎから守ることができるので、デメリットの少ない対策になるでしょう。

猫がソファで爪とぎしないようにしつける

猫にソファで爪とぎさせない対策の10個目は「ソファで爪とぎしないようにしつける」ことです。

多くの猫はトイレの場所をしっかりおぼえ、「オシッコしてもいい場所」を理解しています。だとしたら、「ソファでは爪とぎしてはいけない」としつけることは可能なはずです。

ところが困ったことに、猫は犬のように従順ではありません。とても気まぐれな性格ですから、どれだけ言い聞かせてもソファで爪とぎするのをやめない猫もいるでしょう。

ソファで爪とぎをしないようにしつけつつ、ここまでに述べたほかの方法を模索してソファを守るしかないかもしれません。

匠ソファからのアドバイス

猫が何を気に入るかは予想することが難しいので、成功するまではさまざまなグッズを試すことになるかもしれません。
対策費用が気になる方は、ディスカウントストアを利用することをおすすめします。

猫が爪とぎしなくなるソファとは?

ソファに座る猫

猫がソファで爪とぎをしてしまうのは、猫にとってソファが爪とぎしやすい環境であるということです。

では、逆に猫が爪とぎしにくいソファとは、どのようなソファでしょうか。

爪とぎできるスペースが小さいソファ

猫が爪とぎしにくいソファの一つ目は、「爪とぎできるスペースが少ないソファ」です。

観察していただくとわかりますが、猫は爪とぎする際に体をグーンと伸ばすことが多いようです。それができる空間がないと、猫は爪とぎしにくいでしょう。

とはいえ、そのようなソファを追求すると、「幅も奥行きも最小限」というソファになってしまい、飼い主も使いにくいため、本来のソファの目的を損ねることになります。

つまり、あまり現実味のない対策と言えるので、できれば後述のソファを試してみたほうがいいでしょう。

脚が金属製のソファ

金属製のソファ脚

猫が爪とぎしにくいソファの2つ目は、「脚が金属製のソファ」です。

ソファの脚は、大きく分けると木製か金属製です。

木製の脚は、小型の猫、とくに子猫にとって爪とぎのターゲットになりやすいようです。

猫の爪とぎで傷つく可能性が低い金属製の脚のソファを選べば、猫が爪とぎすることはないでしょう。

ソファによっては、脚を取り外すことのできるタイプのものもあります。ソファの脚が爪とぎで傷つけられて困ったら、脚を取り外してしまうのもおすすめです。

布地に爪が引っかかりにくいソファ

猫が爪とぎしにくいソファの3つ目は、「爪とぎに強い布地カバーのソファ」です。

ソファの布地は、大きく革系と布系の2種類に分けられます。

どちらが爪とぎを防ぐ効果が大きいかという評価は分かれますが、本記事では「機能性ファブリック生地」をおすすめしたいと思います。

布の丈夫さを客観的に調べるスナッグ試験というものがあります。
スナッグ試験(JIS L 1058)|一般財団法人カケンテストセンター

これはひっかき傷にどれだけ強いかという試験です。この評価が高いほど猫の爪とぎにも強いと考えられます。

この評価の結果がどうかということはカタログに記載されていないこともありますので、ソファ売り場で店員さんに確認してみると良いでしょう。

爪とぎされてもリカバーできるカバーリングソファ

カバーリングソファ

猫が爪とぎしにくいソファの4つ目は、「カバーリングソファを購入する」という方法です。

カバーリングソファとは、ソファ表面のカバーを簡単に取り換えられるソファです。さまざまなカラーのカバーが用意されていることが多いので、簡単に模様替えできるというメリットがあります。

ソファで爪とぎをされてしまっても傷つくのはカバーだけで済むので、カバーリングソファでなら、簡単にソファをきれいな状態に戻すことができるでしょう。

私たち匠ソファが取り扱っているソファは、すべてフルカバーリング仕様のソファです。
ペットを飼っている方におすすめするソファについては、下記のページで詳しくご紹介していますのでぜひご覧ください。

人とペットが安心してくつろげるソファ|匠ソファ

匠ソファからのアドバイス

カバーリングソファには、一部分のカバーを交換できるタイプと、全体のカバーを交換するタイプがあります。
どちらのタイプかということは販売店で確認できますので、気になる場合はきちんと確認したうえで購入してください。

【まとめ】爪とぎ対策して猫にソファをボロボロにされるのを防ごう

猫にソファで爪とぎしてしまうと、見た目は悪くなってしまいます。

爪とぎによってボロボロにされてしまわないように工夫する方法について解説しましたが、猫の健康にも十分に留意してください。

爪とぎをやめさせる絶対に確かな方法はありませんが、手軽にソファの見た目をリカバーするのにおすすめなのは、カバーリングソファを選ぶことです。

猫の健康にも気を配りつつ、リラックスできるソファを選んでください。

人とペットが安心してくつろげるソファをお探しの方は、「感動する座り心地」と「洗練されたデザイン」を両立した、フルカバーリングソファや各種家具類を多数取り扱っている匠ソファまで、ぜひお問い合わせくださいませ。

匠ソファ
コラム
カテゴリを選ぶ
NEW COLUMN

最新のコラム

匠ソファカタログ

ウェブカタログから、
気になる商品の詳細を
ご覧いただけます。

WEBカタログを見る

商品に関するご質問など、
どんなことでも構いません。
お気軽にご連絡ください。

お問い合わせ