ソファを初めて選ばれる方にとって、「ソファの値段」は良くわからないものです。
また、買い替えの方であっても、頻繁に買うものではないので、
「ソファの値段」が良くわからない方は多いのではないでしょうか。
「高いソファと、安いソファ、一体何が違うの?」
「なぜ、ソファはこれだけ高いの??」
逆に、「なぜ、このソファはこんなにリーズナブルなの??」
頻繁に買わないモノだけに、ソファに対する値段の価値観は、人それぞれです。
そんな「ソファの値段」に疑問を持つ方に、
「ソファの値段」についての知識をお伝えしたいと思います。

【ソファの値段】が良くわからないという方へ
ソファの値段は「品質」に比例しやすい
他の業界はどうかわかりませんが、家具やソファは、「品質と値段」が比例しやすい特徴があります。
「品質」=耐久性や機能性ですね。
長く快適に使える家具やソファは、それ相応の素材が使われていて、頑丈に作られています。
よって、コストがかかるため、値段も高くなります。
一方、安価な素材を使った家具やソファは壊れやすく、長く使えないことが多くあります。
その中でも、「ソファ」は内部構造が見えない家具ですので、少し素材や構造がわかりづらい部分があります。
とはいえ、家具やソファは「コスト」をきちんと「値段」に反映させる特徴がありますので、
ある程度しっかりとした値段のソファは、「品質」も良いことが多いと言えます。
リーズナブルで長持ちするソファは少ない
ソファの「品質」に対して、「できるだけお買い得に買いたい!」と思われる方は多いと思います。
いわゆる、「コストパフォーマンスの良いソファ」ですね。
これは、「ソファの品質と値段を見極める」ことに慣れていくことで可能です。
ただ、「できるだけ安くソファを買いたい!」と考えれている方は注意が必要です。
リーズナブルなソファを頻繁に買い替えながら使う方は問題ないのですが、
できるだけ長く使っていきたい方は、是非知っておいて下さい。
「リーズナブルで長持ちするソファは少ない」です。
全くないとは言いませんが、かなり少ないと思って間違いはないです。
「大手メーカーで量産するから、コストが下がって安い」とか、
「人件費の安い海外で生産するから安い」など、
他の業界と同じ生産過程がソファにも存在しますが、
リーズナブルなソファには、相応の「素材」しか使われていません。
ソファは「素材」と「構造」が物凄く大事ですので、
安価な素材で、構造も頑丈とは言えないレベルなら、耐久性はそれほど期待はできません。
逆に言いますと、そうでないとリーズナブルには作れないのです。
「リーズナブルなソファ」は、「リーズナブルさ」を目的にソファを作っており、
「長く使っていける品質」を求めているわけではないのです。
「デザイン」×「素材」×「構造」

「ソファの値段」に反映されるもの。
それは、「デザイン」×「素材」×「構造」です。
「デザイン」の美しさはとても重要です。見た目の美しさだけでなく、発想や機能性までも含めた「デザイン」。
そして、その「デザイン」を具現化するための、「素材」や「構造」。
ソファのクッション性を左右する「ウレタン」や「フェザー」、ベースの「テンション材」、
「ファブリック」や「本革」などの表面材。それらの「素材」がどのようなものが使われているか。
また、座り心地を良くするためのクッションの「構造」であったり、
頑丈であるためのボディの「構造」にどこまでこだわるか。
それら全てのこだわりが、「ソファの値段」に反映し、機能性や耐久性に繋がっていきます。
「ソファの値段」の意味を理解することで、後悔のないソファ選びに近づくことができます。
是非、参考にしてみて下さい。