ソファ選びの段階で重要なことは、デザインや価格、サイズ、座り心地といったところでしょう。
ソファ選びの時点で、「ソファのへたり=耐久性」をきちんと確認することは非常に難しいですね。
ソファの買い替えでご来店される理由で最も多いのが、「ソファのへたり」なのです。
この「へたり」とは??
ソファ選びの段階で見極められる方法はないのだろうか??
目次
ソファコンシェルジュが教える「へたらないソファの選び方」
ソファの大部分を占めるのがクッション材となる「ウレタンフォーム」です。
クッション部分だけでなく、ボディ全体もウレタンで覆われたソファがほとんどです。
このウレタンは消耗品であるため、どんな高密度なものでも、いつかは劣化いたします。
よって、「へたらないソファ」というのはほぼ存在しづらく、現実には「へたりにくいソファ選び」ということになるでしょう。
では、ソファのどの部分がへたるのか?
一番ヘタりやすいのは座面のクッション

座面のクッション部分の前が垂れてしまうようにへたったり、陥没したかのようにへたってきます。
主な原因はクッション内部のウレタンやフェザー、綿、或はコイルといった内部の素材の劣化です。
座面クッションの内部の素材や構造をソファ選びの段階で確認することはとても重要です。
「でも、ソファの中身は買う時には見れない」とお考えになりますよね。
ほとんどソファの座面のクッションはファスナーを開ければ内部の素材が確認できます。
販売スタッフの方にお願いし、中身を見せてもらい、素材と構造を確認し、「どのぐらいの耐久があるか」を確認することが大事です。
また、張り込みで内部の素材が見えない場合、その場合は商品POPなどで素材や構造を確認すると良いと思います。
背クッションもヘタってきます

背クッションもフェザーや綿だけで、内部に芯材となるウレタンがはいっていないため、すぐにへたってしまったというお声を良く聞きます。
やはりしっかりと体を支えるには、背クッションも内部の素材や構造がとても重要です。
ソファの本体も大切です

ソファ購入時の段階では、ソファの本体(ボディ)の素材や構造を実際に見ることはできません。
匠ソファはボディ全体にかなりの高密度ウレタンを惜しげもなく張り込んで、長年使用しても崩れないプロポーションを実現しているのですが、実際にショップで目にふれることはできません。
では、どのようにして見極めれば良いのでしょうか?
それは、ソファの本体(ボディ)を自分の手でしっかりと触って確認することです。
ほとんどのソファが内部の木部に当たる感覚があると思います。
これは木部を覆っているクッション材が非常に薄いからであり、将来的に早くへたりプロポーションが崩れやすい可能性が非常に高いと言えます。
逆に弾力があり、しっかりとウレタンが張り込まれているのが感じられるソファは、プロポーションが崩れにくいソファと言えます。
ソファの構造を確認する

ソファを販売するスタッフならば、本来内部の素材や構造、そして耐久性を知っていて当然です。
もし、曖昧な回答や、内部を知らないなら、そのソファの耐久は当然わかりません。
わからないで購入してしまって、後悔するのは自分自身です。
家電でもパソコンでも自動車でも、あらゆる商品を購入する際に、その商品の寿命となる部分をきちんと確認すると思います。
「ソファにおいては内部素材や構造を確認しない」は本来おかしいのです。
このことを確認するだけで、「へたりにくいソファを選ぶ」ことが現実的なものに近づくのです。

匠ソファはクッション内部のウレタンや構造を全てご説明いたします。
それはこれだけの高密度ウレタンを惜しげもなく使用すると「へたりにくい」と自信を持って言えるからです。
「へたらない(へたりにくい)ソファの選び方」。
それは、ソファ選びを真剣に、そして内部の素材や構造をきちんと確認することが重要です。